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強く、しなやかに 回想 渡辺和子

山陽新聞社

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784881977453
ISBN 10 : 4881977458
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2016
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
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Customer Reviews

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • それいゆ

    これまでは断片的な知識しかなかった渡辺和子さんの生い立ちを初めて知ることができました。二・二六事件、ノートルダム清心女子大学長就任、マザー・テレサ来岡時の通訳などの個々の出来事が一つにつながって渡辺さんがより身近になってきました。皇后美智子さまとの出会いの話を読んでいるときにふと感じましたが、写真を見ると若い頃の渡辺さんと美智子さまは雰囲気がよく似ていますね。

  • つたじゅん

    置かれた場所で咲きなさい、の由来とか壮絶な生きざまが詳しく書かれていてよかった。最後のほうの学校向けのエッセイも心にしみる。

  • しびぞう

    感動の読了を迎えるかと思いきやそれを阻んだのは巻末にあった渡辺氏ご本人が書いた文章だった。「人だけが特別」という考えが私はどうしても苦手で、例えば、動物は人が理解できる意思疎通の方法を持っていないから言葉を持たないなどとはどうしても考えられないでいる。同じような、というか、遺伝子の配列が違うだけで体を構成している物質が同じである動物と人間の不平等は許され、人間のみ平等に扱うべきみたいな考え方も受け入れられない。ためになる本ではあったが、共感はできなかった。

  • Butterfly

    何かを出来る幸せを、改めて感じた。

  • コギー

    三度目の再読。「目に見えない大切なもの」ということが、近年では失念されがちになってしまっている。その成れの果てが、日本の政治であり、首相を始めとした日本の政治家が手がける外交であり、安全保障政策であり、教育や治安の政策である。そうして、日本はどんどん、世界の中で取り残されてしまっている。陸軍大将や教育総監まで勤め上げ、陸軍の幹部でありながら反戦を説いた渡辺の父、錠太郎が遺したものが失われぬよう、渡辺にはまだ、元気でいてほしかった。

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