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ISBN 10 : 4309624960
Content Description
人の心が病むのはなぜか。それはどのようにしたら治るのか―精神分析、認知行動療法、来談者中心療法、ナラティヴ・セラピー…「心の病」の理論や治療法は数多いが、苦しんでいる人にとってどれが最良なのかわかりにくい。心はいかに治されてきたか、その歴史的経緯をたどりつつ、「人間のあり方」の本質を探究し、心理療法の共通原理を考える。
目次 : 1 心はいかにして治されてきたか?―心理療法の理論と歴史(心理療法の歴史/ 深層心理学的な心理療法―精神分析の系譜/ 実証科学的な心理療法―認知行動療法の系譜/ 実存主義的な心理療法―パーソンセンタード・アプローチの系譜/ 構成主義的な心理療法―家族療法からナラティヴ・セラピーへ/ どの心理療法が優れているのか?)/ 2 心が病むのはなぜか?―人間の存在本質と心の病(心の病はなぜ生じるのか?/ 心の病の本質論―フロイトから現象学へ/ “心が病む”とはどういうことか?/ “自由の主体”の発達/ 不安からの脱出と自由への道)/ 3 心の治療とは何か?―心理療法の本質と原理(多様な心理療法に共通する要因とは?/ 心理療法にとって無意識とは?/ 各種セラピーの再検討/ 心理療法の本質とは何か?/ 現代社会と心理療法)
【著者紹介】
山竹伸二 : 1965年、広島県生まれ。著述家。学術系出版社の編集者を経て、哲学・心理学の分野で批評活動を展開(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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