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ISBN 10 : 4480073698
Content Description
自由に生きられるはずなのに、かえって自由に行動できない現代社会。そこには「自由に行動すれば認められない」という承認の不安がある。誰もが自分を押し殺し、周囲に同調し続けているのはなぜなのか。どうすれば本当の自由が得られるのだろうか。承認不安の意味を哲学的に考察し、この不安を解消するための心のケアの原理を提示。さらにこの原理を、子育て、保育、教育、看護、介護などの多様な局面にまで広げ、自由と承認を得られる相互ケアによる共生社会を考える。
目次 : 1 「認められたい」欲望の正体(なぜ「認められたい」のか?―承認欲望の現象学/ 「認められたい」欲望の形成―幼児から高齢者まで)/ 2 自由な心を蝕む「認められたい」不安(承認不安が生む心の病/ 承認不安を緩和し、心の病を癒す方法)/ 3 「認められたい」を認め合う社会(「認められたい」社会/ 自由に生きるための条件とケアの原理)/ 相互ケア社会の未来
【著者紹介】
山竹伸二 : 1965年生まれ。評論家。学術系出版社の編集者を経て、哲学・心理学の分野で批評活動を展開している。大阪経済法科大学客員研究員、大正大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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