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余生まんが ちくま文庫

山田英生

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784480440235
ISBN 10 : 4480440232
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

余生からこそ、人生は動き出す――落涙必至のアンソロジー。つげ義春、水木しげる、楳図かずお、白土三平、坂口尚他収録。解説 酒井順子

【著者紹介】
山田英生 : 1968年生まれ。「内外タイムス」「アサヒ芸能」記者などを経て、書籍・コミックの企画編集、雑誌記事の取材執筆に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 道楽モン

    編者の山田英生による、ちくま文庫のテーマ別アンソロジーも8冊目。ネタが尽きるどころか、1960〜2020年代まで幅広いチョイスで感心することしきりだ。未知の表現者との初開合も嬉しいが、既知の作者による知られざる名短編を読める歓びが得難い経験となる。博覧強記による選択の確かさに、安心して身を委ねましょう。酒井順子の指摘通り、余生をテーマにした作品の多くは、作者たちの30〜40歳代に描かれている。老いに対する不安のみならず、老境で悟り得る平静さを、心のどこかで求める時期だと、自分の実感から納得できる指摘だ。

  • あたびー

    つげ義春好きの相方が買った。矢部ちゃんの「大家さんとぼく」イイね。もっと読みたい。楳図かずお「ROJIN」多和田葉子「献灯使」を思い出させるが、もっと怖い。奥田亜紀子「あんきらこんきら」昔に帰ったり、また戻ってきたり。老人の頭はそういうふうにタイムトラベルしているんだろうな。太田基之「二十歳の犬」こんなふうに話をしてくれるなら、ぜひ二十歳まで生きてもらわなくちゃ。その他白土三平、水木しげる、こうの文代など。

  • tomi

    つげ義春、白土三平、水木しげる、楳図かずおから矢部太郎「大家さんと僕」など現代の作品まで「余生」をテーマにした短篇マンガ15篇を収録。「大家さん―」とこうの史代「さんさん録」は再読。元気な老人から、認知症を描いた作品も多い。川野ようぶんどう「ひでさん」は「島さん」の1篇のようで、他の作品も読んでみたい。うらたじゅん「かりんの花が咲けば」、坂口尚「花火」のしみじみとした味わいも良かった。

  • Nishiumi

    「老い」をテーマにしたちくま文庫のアンソロジー。巨匠から新進気鋭の若手漫画家までバラエティ豊かなセレクション。生きてきた時間が長いからこそ、積み重ねた記憶に想いを馳せてじ〜んとしちゃうのよねえ、、、余生まんがの醍醐味かも。認知症のおばあちゃんの記憶が孫のいる現在にオーバーラップする「あんきらこんきら」(奥田亜紀子)、ユルいイラストと気の抜けたやり取りにクスッとする「大家さんと僕」(矢部太郎)が特に好き。齋藤なずなの安定感も◎。

  • 阿部義彦

    ちくま文庫今月(4月)の新刊。今回は余生まんがのアンソロジー。今の日本からは余生なんて概念はもう消えたのではないかと思う事もしばしば。失われた30年により、生きてる限り働くのがデフォルトになり自分も例に漏れず働かないと暮らして行けないのです。それを男女共同参画社会等という口当たりの良い言葉で誤魔化してるが貧乏人にの辞書には引退と言う言葉は無いのだ!ま、それはそれ、様々な年代による漫画で息抜きを。近藤ようこさんには矢張り唸らざるを得ない説得力を感じた。矢部さんの漫画初めて読んだ。解説は老い本の大家酒井順子。

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