Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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• コリエル

  読了日：2022/07/08

  AIによる思想矯正や誘導というエピソードが多いが、これはなにも未来のことでなく現実なので、身近に感じて興味深い。GoogleやAmazonなど各種サイトがビッグデータの集積と、各サイトの運営指針によって見せたいページ、見せたい商品を選択的に示してユーザーの行動をある程度コントロールしているのが現代である。こうした傾向が加速し、AIによるライフサポート機能が高まっていけば、人生のかなりの部分はAIやそれを提供する側の人間の恣意で決定されるようになっていく。便利さと制約の交換については常に自覚していくべきか。

• 毎日が日曜日

  読了日：2022/07/10

  ★★★★

• Yappy!

  読了日：2022/07/17

  最初のシリーズにつながる話が二つ入ってますね・・・ というか全部が繋がるけれど、ＡＩの活用が最も安定している時期がこのシリーズなんだろうな。そしてこの裏側で着々と進む闇の世界の拡大が、最初のシリーズへとつながる・・。 霊的なものはほとんど心理的なもの・・・ＡＩだろうが機械だろうが、情がうつった後がどうなのか、人は目の前だけしか考えられず、人と自分は違うと考えて、引き裂かれるか取り込まれるか。適度に付き合うって難しい。でもやってみて失敗すればいいのさとも。

• こぼこぼ

  読了日：2022/07/14

  この巻では17話、19話が特に印象に残った。そして舞台は過去作で度々言及された「ナイル社」の特区へ。須堂は何を感じるのか？

• かなっち

  読了日：2024/08/27

  ��AI�≠�巡る��愛�≠ﾌ物語、全5篇を収録した第4巻。ロボットによる犯罪者更生支援プログラム、ヒューマノイドの心臓を移植したヒトの将来、ペットロボットの存在意義…。どのエピソードも倫理観を考えさせられたり、自分だったらどうするかと想像したり。まるっきりの絵空事とは思えないリアルさもあって、ドキドキしながら最後まで楽しめました。特に犯罪者への更生エピソードでは、思う以上の恐ろしい結末に、今まで賛成派だった身として考えを改めたのです。便利な未来が、必ずしも良いとは限らない…と。

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