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シャネル その言葉と仕事の秘密 ちくま文庫

山田登世子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784480437228
ISBN 10 : 4480437223
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2021
Japan

Content Description

20世紀で最も成功した起業家の一人、ココ・シャネル。漆黒のドレスにショートカット、リップスティック、ショルダーバッグ―旧来のファッションに対するテロルによって「皆殺しの天使」と呼ばれた彼女は、女性の身体を解放し、今日における「当たり前」を幾つも生み出した。その強烈な「語録」から、類まれなる人生と伝説を読み解いていく究極のシャネル論!

目次 : 第1章 贅沢革命1―アンチ・ゴージャス/ 第2章 贅沢革命2―偽物のチカラ/ 第3章 著作権無用論―マスの思想/ 第4章 起業家シャネル―ブランド・ビジネス/ 第5章 スタイルはライフスタイル/ 第6章 はたらく女

【著者紹介】
山田登世子 : 1946年、福岡県出身。フランス文学者、愛知淑徳大学名誉教授。2016年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Francis

    猫町俱楽部藝術部の課題本です。(多分皆さんにもイベントの告知が見えると思います。)シャネルはおろか、ファッションに関する本すら読んだことがない私だったが、藝術部サポーターなので読んだ。冒頭から読ませてくれる。この本はファッション関連本としてよりも文化の在り方、女性の自立について考える本と言った方が正しいと思う。ファッションやブランド、モードに興味がなくても全く問題なし。むしろその方が面白く読めるはず。

  • まこ

    革命は下の階級から起こり、成功したら上から基盤を作るものである。シャネルは、内で与えられるものだったファッションを、外・活動的な自分で作っていくそれにすることで革命を起こした。折しも、19世紀から20世紀へ・WW1、WW2のあとはアメリカが求めていると時代の変化もうまく乗ることができた、その時代に生まれないといけない人。現在、持っていると自慢できる高級ブランドにシャネルが挙げられるけど、本人はそれを嫌っていたはず。そんな現状を知ったらどう思うだろう。

  • 山田申目

    ショルダーバッグやリップスティック、とくにショルダーバッグは鎖のチェーンを流行らせた。両手が空くことによって作業がしやすいというよく考えられたアイテムだ。己の感性で嫌いを排除していくことからはじめたシャネルには唯一の同性の友人がいた。その2人の共通点は「欠点を愛す」というスタンスだった。

  • るるぴん

    シャネルは女性をコルセットから開放しファッションに革命を起こした。同時に優れた起業家であり、働く女性の元祖。動きやすく自分で着られるエレガントなデザインを追及。普遍の価値を理解しつつ、流行の本質(模倣され、川上から川下へ)を知り、ブランドの概念を創造し御用商人を人気クチュリエに格上げし社会的地位を高めた。産業革命、車社会の到来、1914年の戦争を境に世の中のライフスタイルが変わると先駆者として時代のアイコンにもなりブランド価値を高めた。彼女こそがモードでありスタイルであった。

  • OjohmbonX

    本書の解説では「ココ・シャネルの様々な特質は『嫌悪』の精神に集約される、本書はそれを証明している点で傑作」と書かれてはいるけど、本文を読むとむしろ、経済構造の転換期で、世の中のライフスタイルや価値観が変化するタイミングにちょうどハマった人という印象だった。「変な人」はどの時代にもいるが、転換期には「新しい価値観を先取りして体現するような人物」が時代に祭り上げられていく構造がある。「個人の特性」と「時代の要請」の両方が揃って初めて「偉人」が出現する(幕末維新期に偉人が多いのとか)。

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