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大元帥昭和天皇

山田朗

User Review :5.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784406022859
ISBN 10 : 4406022856
Format
Books
Publisher
Release Date
October/1994
Japan

Customer Reviews

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 ここでは,昭和初期から敗戦にかけての,...

投稿日:2011/07/11 (月)

 ここでは,昭和初期から敗戦にかけての,昭和天皇とその側近の動向が,数多くの資料とともに詳しく記されている.あまりに淡々としていて,著者の立場が不明瞭になる部分がないではないが,それは「あとがき」の章のなかで辛うじて解消されている.いっぽう,太平洋戦争の叙述は圧倒的で,その時どきの戦局に天皇がどのように関与したのかが,読みやすく整理されている.

ケニチ さん | 愛知県 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • フンフン

    昭和天皇の軍略・政略のプロとしての非凡な才能が描かれている。著者・山田は、天皇がポルトガル領の東チモールへの日本軍の進駐によってポルトガルが枢軸側とみなされると大西洋の要衝アゾレス諸島が連合国側に占領されて、ドイツのUボートによる通商破壊戦に悪影響があるのではないかと指摘したことを「並々ならぬグローバルな戦略眼の持ち主」ととらえているが、「これ以上の天皇の発言が見当たらないので、決定的なことはいえない」としている。天皇の発言をよく調べれば、天皇の「グローバルな戦略眼」についてもっとよく理解できたろう。

  • ユーキー・ノウェイン

    陛下は太平洋戦争ではバターン要塞攻略やヘンダーソン基地への艦砲射撃等そして陸海軍の不仲にで懸念を呈して、現実化する。また一番鋭く指摘をし、太平洋戦争が短期で終ると言う杉山参謀総長を終らない日中事変で指摘したり、永野軍令部総長の口から、長期戦は無理の声を出させた。そして戦争責任の有無に関してもあとがきでは、立憲君主国の国王への不可侵と内閣政府の責任と比較して、憲法上での戦争責任にも追求してあり興味深かった。319頁に陛下の戦争責任が3つにまとまってあり理解し易かった。 非常に読みやすい良書でした

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