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新平等社会 「希望格差」を超えて

山田昌弘

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784163684505
ISBN 10 : 4163684506
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2006
Japan

Content Description

仕事と家族のリスクが増大し二極化が進む今、経済・家族格差を希望の格差に結びつけない新しい社会のあり方を提案する刮目の書。「希望格差社会」の著者が放つ、家族と日本を救う処方箋。〈受賞情報〉日経BP・BizTech図書賞(第7回)

【著者紹介】
山田昌弘 : 1957年東京都生まれ。東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。東京学芸大学教育学部教授。専門は家族社会学・感情社会学。内閣府国民生活審議会委員、東京都児童福祉審議会委員などを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 寛生

    ロスジェネの秋葉原事件号で誰かが言っていたが、「希望」も「絶望」もそんなに持たない方がいいと。山田氏は結局エリートだと、この本を読みがなら強い印象を与えられた。「家族と日本を救う処方箋」は、この著書の中にはないようにも感じられた。「希望」を持てる社会になるよう、山田氏自身が信じたいんじゃないのかな?でも、「あなたにとって『希望』って何なの?」って逆に聞きたいな。

  • N.T

    「希望格差社会」と内容はそれ程変わらない。 希望/絶望を軸にして論は進み、希望格差を放置すれば汚染物質(!)の様に社会の持続可能性を損なうのだという。 更に仕事、結婚、家族、教育の格差にも触れている。 特に結婚格差は同じ頃に現れた「草食系(男子)」の言葉とともに身に染みているところ。 前著に引き続き説得力ある解決策は無く、政権交代や3.11を乗り越えて希望格差は未だ健在、いや顕在化しつつある。 せめて絶望した人達が暴力に訴えることのない様祈りながら読み終えた。

  • tk

    あんまオモロくなかった。

  • toshiko

    ニューエコノミーによる経済の構造転換は、生産性の高い仕事と生産性が低くても構わない仕事を生み出す。その結果、努力しても生産性の高い仕事に就けず、自分の仕事が評価されない人々を生む。このように労働生産性の格差が拡大すると、収入の格差が拡大する。これに家族の多様化が加わり、世帯の収入格差がさらに拡大する。ここに「希望格差」が出現している。希望格差を放置すると、社会にとっては大きな損失だ。…以上が大筋。中身はすべて頷ける。対策編はやはり疑問が多かったが、いま起こっていることを大枠で理解するには優れた著書と思う。

  • ペミカン

    五年前。さして期待せずにナナメ読み。リーマン以後でも論理は変わらないと思われるが、「新しい公共性の構築を」という所では震災後にこそいきる考えが見られた。環境保全・介護・育児関係等の公共事業を・・は、目新しくはないけれど、人はお金だけでなく仲間やプライドの為に働く、という基本を今こそ実感するべきだ。<豪邸を建てる人よりも多額の寄付をする人を尊敬し、自分の子にだけお金を残そうとする金持ちばかにする風潮を育てる必要があるかも>ちょっと過激だけど今なら賛同する人は多いよね。 

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