Product Details
ISBN 10 : 4480069232
Content Description
女は女らしく、男は男らしく―。旧態依然とした価値観だが、どっこい今も生き残っている。どうしてなのだろうか?性別の「らしさ規範」(女らしさ・男らしさ)が社会から消えないのは、どういう相手を性愛の対象として好きになるかという、人間の「感情」に固く結びつけられているからだ。しかも面倒なことに、性別規範は男女非対称にできている。だから「できる女はモテる」ということにはならない。本書では、社会的な性別機能の身も蓋もない現実を、透徹した視線で分析。男女それぞれの生き難さのカラクリを解剖し、社会構造変化の中でそれがどう変わりうるのかを俯瞰する。
目次 : 第1章 男と女の関係学/ 第2章 男らしさ・女らしさとは何か?/ 第3章 性別規範の機能―社会にどのように利用されているか/ 第4章 性差別の背景―できる女はモテないか?/ 第5章 近代社会の構造転換―男女の生き難さの変貌/ 第6章 ジェンダーの発達理論/ 第7章 ケアは女の役割か―男が触ると「いやらしい」?
【著者紹介】
山田昌弘 : 1957年東京都生まれ。1981年東京大学文学部卒。1986年東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。現在、中央大学文学部教授。専門は家族社会学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
Customer Reviews
Book Meter Reviews
こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。
powered by
ジョンノレン
読了日:2023/11/08
みっくん
読了日:2017/01/14
ステビア
読了日:2021/10/20
やすらぎ
読了日:2020/07/23
まつこ
読了日:2017/02/27
(外部サイト)に移動します
Recommend Items
Feedback
Missing or incorrect information?
Product information of this page .

