Product Details
ISBN 10 : 4106037785
Content Description
「狩猟・採集し、貧しくとも平等に集落生活を営む日本人の起源」―学校ではそう教わったはず。だが本当は、戦後、唯物史観により政治的に作られた歴史概念だった?…。曖昧で多様な時間的・空間的な範囲、階層性を伴う社会構造、さらには独自の死生観、精神文化まで、最新の考古学的研究から見えてくるユニークな「縄文」真の姿。
目次 : 第1章 縄文時代はどのように語られてきたのか(縄文時代の成り立ち/ モースの石器時代論 ほか)/ 第2章 ユートピアとしての時代と階層化した社会のある時代(近年の教科書における記述/ 一九七〇年代から八〇年代前半における研究 ほか)/ 第3章 縄文時代・文化をめぐる諸問題―時空間的範囲(これまでにおける縄文時代の概要/ 縄文時代のはじまり ほか)/ 第4章 縄文のキーワード―定住・人口密度・社会複雑化(定住生活とはなにか/ 民族考古学の知見 ほか)/ 第5章 縄文時代の死生観(埋葬をおこなう動物、ヒト/ 多様かつ複雑な葬法 ほか)
【著者紹介】
山田康弘 : 1967年、東京都生まれ。国立歴史民俗博物館研究部教授。先史学者。専門は縄文時代を中心とした先史墓制論・社会論。筑波大学第一学群人文学類卒業後、筑波大学大学院博士課程歴史人類学研究科中退、博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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樋口佳之
読了日:2018/08/17
コーデ21
読了日:2023/06/17
やま
読了日:2019/08/28
佐藤一臣
読了日:2021/07/31
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読了日:2018/08/21
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