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ISBN 10 : 4909151036
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Content Description
いつ、どこで、誰とともに、何を敬い、何を祓い、何を願うのか。祭りでの神事・行事には、それを営む民族や集団の価値観・世界観が反映されています。世界の多様な祭りの諸相を観察し比較することで、民族や集団の特徴を探ります。
目次 : 座談会1 祭りが現在に伝えるもの―世界の多彩な祭りの歴史・意義・構造/ 論考 人々は祭りに何を託してきたのか―「祭り」の意味にみる多様性と共通性/ 座談会2 祭りに浮かび上がる民族性と地域性―崇敬・禁忌・願望・生業・技術/ 論考 ガネーシャ祭礼の歴史にみる祭りの力―公共祭礼化がもたらした可能性/ 論考 「百万石まつり」の祭神にみる加賀藩意識―藩祖利家の神格化と維新後の再生/ 座談会3 祭りと地域アイデンティティの行方―コミュニティを維持する知恵と思想/ 論考 「あつまり」と「つながり」の場としての祭り―コミュニティの維持・再生につながる力/ 論考 青柏祭曳山行事をつなぐ祭礼組織と曳行技法―日本最大の山車に共存する神聖性と遊戯性
【著者紹介】
山田孝子 : 金沢星稜大学人文学部教授/京都大学名誉教授。専門:文化人類学、比較文化学。研究テーマ:チベット系諸民族の宗教人類学的・民族誌的研究、琉球諸島・ミクロネシアの自然誌的研究、アイヌ研究、シャマニズム、文化復興、エスニシティ
小西賢吾 : 金沢星稜大学教養教育部准教授。専門:文化人類学。研究テーマ:宗教実践からみる地域社会・共同体論。チベット、ボン教徒の民族誌的研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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