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ISBN 10 : 4909151044
Content Description
身体保護、集団としての同化と差異化、そして美と個性の追求…。「装い」をめぐる歴史と動態の比較から世界の地域と民族の現在を考察する。
目次 : 座談会1 装う素材と技術の発見と伝播―なにを用いて、どう加工し、いかに染めるのか/ 論考 人はなぜ装うのか―「装い」の起源と多様な展開からみる/ 論考 更紗がつなぐ装いの文化―インドからヨーロッパ、アフリカ、そして日本/ 座談会2 地域性・社会性の表象としての衣服―いつ、どんな場面で、なにを、いかに纏うのか/ 論考 伝統ある絞り染め布をファッションとしてまとう―装いからみる現代インド社会の変容/ 論考 「装い」からケニアの現在を読み解く―プリント更紗と生活環境を手がかりに/ 論考 オーストラリア先住民アボリジニと装い―伝統と近代の織りなしかた/ 座談会3 現代の「装い」にみる宗教性・ジェンダー・個別化―宗教間・地域間・男女間・時代間の比較から/ 論考 インドを表象する装いの変遷―都市部の観察からみえる男女差/ 論考 「加賀友禅」という文化表象―誰がブランドを生み出したのか
【著者紹介】
山田孝子 : 金沢星稜大学人文学部教授/京都大学名誉教授。専門:文化人類学、比較文化学。研究テーマ:チベット系諸民族の宗教人類学的・民族誌的研究、琉球諸島・ミクロネシアの自然誌的研究、アイヌ研究、シャマニズム、文化復興、エスニシティ
小磯千尋 : 金沢星稜大学教養教育部准教授。専門:インドの宗教・文化。研究テーマ:ヒンドゥー教におけるバクティ、マハーラーシュトラ地域研究、インド食文化(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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