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「くうき」が僕らを呑みこむ前に 脱サイレント・マジョリティ

山田健太

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784652205402
ISBN 10 : 4652205406
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

最後の“武器”は民主主義!プロフェッサー・ケンタと考える自由のための7章。

【著者紹介】
山田健太 : 1959年京都生まれ。専修大学ジャーナリズム学科教授。専門は言論法、ジャーナリズム研究。日本ペンクラブ副会長、自由人権協会理事などを務める。毎年、学生を率いて沖縄や福島などを訪ねている

たまむらさちこ : 1970年東京生まれ。武蔵野美術大学造形学部卒業後、オランダ王立美術アカデミーに留学。1995年文化庁芸術インターンシップ国内研究員。イラストレーター、グラフィックデザイナー、美術作家。2020年第9回MOE創作絵本グランプリ受賞。2021年受賞作『ポッポポーン』(白泉社)を刊行(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • まる子

    日本では多数決によって物事が決まる事が多い。選挙もそのひとつ。10,001人の賛成vs10,000人の反対。だった1人の違いで賛成になる。それってどうなの?それだけの反対があるなら、反対の意見も取り入れた進め方も必要だよね。意見があっても同調圧力により声を出せない。集団を率いている人の間違いさえ声にできない。それは徐々にその集団の道を良からぬ方へと。自分の都合が悪い事は言いたくないよね〜(笑)空気を読む事が決して悪いことではないけれど、「静かな多数派」をサイレント・マジョリティというそうです。

  • makoto018

    “ある集団がどうすのか 空気や未来を決めるのは 声の大きい「言い出しっぺ 」ではなく 周りにいる人のはじめの反応と たくさんのだまっているわたしたちだW本書はこれにつきます。昭和世代で言えば、山本七平著「空気の研究」。こんな内容を小学生でもわかるように解説した本。家族や住まい、職場での人間関係が薄れてたり、SNSなどでも見える同調圧力や非寛容性。コロナ禍の差別や空気感を見れば何も変わっていないことがわかる。サイレント・マジョリティではない、物言える多数派が、次の世代に増えてくれば、未来は少し明るくなる。

  • mawaji

    ブラックな校則を唯々諾々と受け入れていた昭和の中学時代はまさに「思考停止」になっていて大学生の頃まで尾を引いていたように思います。やはり教育は大事で、本書のようなイラスト入りのとっつき易い本に小中学生の頃から馴染んでおくのは大切なことかと思いました。もちろん忖度に塗れ同調圧力に屈しがちな私のようなサイレントマジョリティーのトシヨリなど年齢上限なく読める一冊でしょう。問題提起のイラストや4コマ漫画を解説するようなプロフェッサー・ケンタのコラムという構成が、難しいことを理解する一助になっているかと思いました。

  • エビ

    サクッとストレスなく読めた。要点を短くまとめながら、イラストと文章がうまく活用しされた説明で面白かった。カラーだけど時折真っ黒になるページが現れたり、描かれる人物がゆるくてほっこりしたり、緩急を付けてお話を進める演出もよかった。作中に触れられていた悪の凡庸について気になったので、ハンナ・アーレントについてこれから何冊か読んでみたいと思った。

  • うちボン

    『この「対話」と「少数意見の尊重」があって、初めて多数決は生きてくる。』『悪の凡庸』『…必要な時に声を上げることの大切さ…』

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