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論文を書くための科学の手順

山田俊弘

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784829965313
ISBN 10 : 4829965312
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

科学とは何か?どうやって研究・論文をまとめるのか?生物学者が実例をもとに解説する、誰も教えてくれなかった科学の論理展開ガイド!生物学者がまとめた、科学論理展開の指南書!

目次 : 基礎編(科学とは何か?/ どうやって科学する?)/ 応用編(生物学は科学なのか?/ 進化はどうして科学と言える?)/ 発展編(仮説はどこからやってくる?/ 「適応しているから」という説明でいい?/ 何をどこまで示せば「わかった」と言える?/ 実践!仮説演繹をやってみよう!)

【著者紹介】
山田俊弘 : 広島大学大学院総合科学研究科教授。博士(理学)。熱帯林での25年を超える研究歴(植物生態学・森林生態学)があり、毎年数回、インドネシア、マレーシア、ミャンマーなどの熱帯林で調査を行っている。専門は熱帯林の生物多様性とその保全。1999年日本熱帯生態学会吉良賞、2015年日本生態学会大島賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Nwshina

    三時間十分ほどで読了。論文作成について解説した本。頁数が多くて大満足。でもこれに時間を費やせる自信がないなら、別の論文に関する本がいいと思う。筆者が自信家なのかちょっと文章に癖があるような。性格が合わないならおすすめできないかも?僕は自信がある人は面白いからいいけども。有名な理論とかも扱っていて分かりやすい。熱帯雨林の話とか凄い好きだった。『繰り返すが、観察や実験は科学の目的ではなく、あくまで手段だという位置づけを決して忘れてはならない』…肝に銘じておきたいのだ。論文以外にも活かせる本。証明のための一冊。

  • まさくん

    卒論を取り組むための第一歩として読んだ。 論文作成という科学の中の一つの”行為”をする上での基礎知識として読むべきであると思う。実験や観察をして論文を書く事だけが科学ではないからだ。「間違ってもここにある科学の手順が、全てであると考えるべきではない」と最近お世話になった科学者が言いそうだし、私もそう思う。 あくまでも若造の考えであるが、ここに書いてあることが科学であるとするべきではない。あくまで科学の部分集合の”論文”の作成過程の例であると割り切って読むべきである。 それでも内容自体は今後に役立つと思う。

  • turnesol

    p22 「科学」は「知識」という意味を超えたもっと広い意味を持つ言葉で、その「知識を生み出す特別な過程」のことも指しているからだ  科学とは何かということを改めて考えたことがなかったと気づいた。 科学では仮説演繹とそれを用いた探究的スタイルを最も論理的だと考えている。「正しさ」と「新しさ」が大事  科学とは何か、ということをよく考えないで、間違った筋道の立て方をしていたことがあるかも知れない。

  • Mishima

    理系、特に生物系の論文の書き方を学部生が読んでもわかるくらい丁寧に説明してくれる。仮説演繹や統計の理論的な方法からデータを取ったあとの具体的な解析などを含め卒論レベル以上の論文を書く手解き

  • TaiCo

    大学院生活の中で、科学であることの条件は何だろうかと考えることが多くなり、ヒントを求めて本書を手にとった。著者によれば、科学とは客観性と再現性を確保するための枠組みであり、その核となるのは「仮説演繹」であるという。この枠組で作成された情報か否かは、今後情報のインプットする際にソースの質の判断基準として使用できるだろう。また自分がなんとなく感じていた、科学の領域ごとの性質の違いについて、本書の中で紹介されている学問分野の分類の説明は非常に納得感があった。

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