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人生で大事なことはみんなゴリラから教わった

山極寿一

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784259547738
ISBN 10 : 4259547739
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2020
Japan

Content Description

大学院生の「わたし」は、ゴリラに会いにアフリカへ向かった。ときに命の危険を感じながらゴリラとジャングルを歩き、家族でコンゴに移住し、ゴリラを守るための基金を設立し…。世界的ゴリラ研究者となった著者が、40年間の研究生活を振り返りつつ、ゴリラから学んだ「人間の生き方」を伝える珠玉の一冊。

目次 : 第1章 ゴリラとの出会い/ 第2章 遊び、笑うゴリラ/ 第3章 ゴリラの家族と社会/ 第4章 ニホンザルを追いかけて、屋久島へ/ 第5章 家族でアフリカの森へ/ 第6章 ゴリラの国をおびやかすもの/ 第7章 低地と海辺のゴリラに会いに/ 第8章 すてきで不思議なゴリラたち/ 第9章 ゴリラから教わったこと/ 第10章 君たちはどう生きるか?

【著者紹介】
山極寿一 : 1952年東京都生まれ。京都大学理学部卒業、同大学院理学研究科博士後期課程退学、理学博士。(財)日本モンキーセンターリサーチフェロー、京都大学霊長類研究所助手、京都大学大学院理学研究科助教授、教授を経て、現在は京都大学総長。1975年からニホンザルやゴリラの野外研究に従事し、類人猿の行動や生態をもとに、人間社会の由来をさぐっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • ☆よいこ

    京都大学の総長である著者が「ゴリラの国」に留学して学んだこと。人間は自分を自分だけで作れない、自分とは何かを理解するためには他人の反応を見ることが大事。ゴリラの社会を知ることで、人間とは何かどんな社会を目指していけば良いのかを考える▽ゴリラはサルとは違う。森の人とふれあって多くの知識を得る▽「個性」は言葉では表せない。人間は「言葉」があることで、なんでも言葉にしたがる▽友達を作りたいなら自己主張が必要。一緒に食事をしてみるのがいい▽「勝とう」とすること「負けまい」とすることは違う。良本

  • テツ

    京都大学の総長でありゴリラ研究の第一人者である著者が綴るゴリラへの溢れんばかりの愛。他の研究者の方の「山極先生は自分自身をおそらくゴリラだと思っている」という発言を何かで目にしたけれど、そんな常軌を逸した人物評を理解できてしまう程のきもちが伝わってきます。人間が特に醜く汚い生き物だとは決して思わないけれど、卑しくも自らを霊長と、ホモサピエンス(賢い人)と名乗る以上は、他の種の優れた部分を真似して取り入れるくらいの柔軟性は維持していたいですね。とりあえず明日から他人と揉めそうなときにはドラミングをします。

  • tomtom

    とても分かりやすい文章で書かれているので、小学生でも楽しめると思う。ゴリラとの関わり方とかとても面白かった。種類によってあまりにも違いがあって驚いた。

  • 絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく 

    『おすすめ!日本の子どもの本 2022』JBBY選 で紹介されているノンフィクション。 著者の40年に渡るゴリラの研究からみえてきたもの。ゴリラの社会、他者との関係性、コミュニケーションなど、人間社会が学ぶべき姿がそこにある。 【知らない世界をのぞくーみんな地球に生きる仲間たち】

  • はやたろう

    ゴリラ、サルの研究者である京大総長山極氏の著書。ゴリラの生態は興味深く面白い。ゴリラの行動を通じて人間教育を説いている。

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