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東洋医学はなぜ効くのか ツボ・鍼灸・漢方薬、西洋医学で見る驚きのメカニズム ブルーバックス

山本高穂

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784065357484
ISBN 10 : 4065357489
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

・「ツボ」は体のほかの部分と何が違うのでしょうか。
・鍼や灸を施術することで肩こりや腰痛の痛みが緩和されるのはなぜなのでしょうか。
・「かぜのひき始め」になぜ葛根湯を飲むのでしょうか。

ツボ・鍼灸・漢方薬ーー一般に「東洋医学」の枠組みで語られるこれらの施術や医薬品は、あまりに身近ですが、「なぜ効くのか」と問われると答えられない人が多いはず。実は今、世界中でこれらのメカニズムを解明するための研究が盛んにおこなわれています。本書はNHKと専門家がタッグを組み、そんな世界中の最新研究をもとに「西洋医学」の視点で東洋医学の神秘をひもとく一冊!



【著者紹介】
山本高穂 : 1971年東京都生まれ。1997年北海道大学水産学部卒業後、NHK入局。自然科学や健康・医療分野の番組を中心に制作。現在、NHKメディア総局第2制作センターチーフ・ディレクター

大野智 : 1971年静岡県浜松市生まれ。1998年島根医科大学卒業、2002年同大学大学院修了(医学博士)。その後、金沢大学、東京女子医科大学、帝京大学、大阪大学等を経て、2018年から島根大学医学部附属病院臨床研究センター長・教授。2022年から島根大学医学部附属病院副病院長を兼務。東洋医学を含む統合医療・補完代替療法をテーマに学生講義や医療者・一般向け講演を精力的に行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 榊原 香織

    NHKの特集をまとめたもの。興味深い。最新情報が分かりやすくまとめてある。 ネズミで動物実験。動物にもツボがあるということですね。 健康維持に使えそうなツボ;三陰交、足三里、百会、合谷(全部1発で漢字変換できたからすごい)

  • KAZOO

    今まで東洋医学というとどちらかというと概念的にはわかっていたつもりなのですが、この本を読むと本当に奥が深いと感じました。私はほとんど西洋医学でしか治療をしたことがないのですが、東洋医学にもかなり効果があるのではないかということが理解できました。体のツボ(100以上の)や神経などのつながりなどで人体というのは不思議なところで様々な臓器などが関係あるのですね。いい本だと思いました。

  • tonnura007

    東洋医学はエビデンスが確立していないことから西洋医学よりも格下にみられることが多かっが、近年のエビデンスの蓄積と治療実績からその存在感が増してきた。確かに、西洋医学では改善困難である症状が鍼灸で改善するということは実際にある話。各学会のガイドラインでも漢方薬の記載が増えていることも事実。 消炎鎮痛剤の内服や貼付でなかなか改善しない腰痛や肩や首の痛みが鍼灸で容易に改善するということは自身でも経験しており、東洋医学の重要性はよくわかる。本書で鍼の原理を理解できたのは収穫。

  • 夜長月🌙新潮部

    筆者の一人は島根医大卒の医師で鍼灸や漢方薬を現代の解剖学や細胞の生理化学の側面から効くメカニズムを説明しています。さらに特筆すべきは医学的効果を最も正確に評価できるランダム化比較試験や二重盲検試験での効果の結果を載せています。特に鍼については今のところ、鍼治療にはプラセボ効果が期待できることは明らかです。無治療の人に比べて鍼治療をしたふりをしただけで治療効果があります。では、プラセボ効果以上の治療効果はどうでしょう。少ないですが効果ありの論文もなくはありません。これからのさらなる研究が待たれます。

  • 神太郎

    東洋医学って何か?なんか不思議な治療とか思っている初心者の方にはわかり易い内容にまとまっている気がする。もちろんホルモンの名前出されてもよ〜わからんって人には小難しく見えるかもしれないが、逆に言えば科学の進歩で論理的な部分や医学的なエビデンス、作用機序がわかってきたってことでこれは本書あとがきにもあるが歴史的な場面に立ち会ってるのかもしれない。でもまだわかってないことも多いので今後に期待。

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