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アートは資本主義の行方を予言する 画商が語る戦後七十年の美術潮流 Php新書

山本豊津

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784569826172
ISBN 10 : 4569826172
Format
Books
Publisher
PHP
Release Date
September/2015
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

日本初の現代美術画廊の名物オーナーが、西洋と東洋、経済、アートの本質を一挙に読み解く!

目次 : 第1章 資本主義の行方と現代アート―絵画に見る価値のカラクリ/ 第2章 戦後の日本とアート―東京画廊の誕生とフォンタナの衝撃/ 第3章 日本発のアートと東京画廊の歩み―脱欧米と「もの派」/ 第4章 時代は西欧からアジアへ―周縁がもたらす価値/ 第5章 グローバル化と「もの派」の再考―世界と日本の関係/ 第6章 「武器」としての文化―美の本当の力とは?

【著者紹介】
山本豊津 : 1948年、日本で最初の現代美術の画廊「東京画廊」創業者山本孝の長男として生まれる。1971年、武蔵野美術大学造形学部建築科卒業。元大蔵大臣村山達雄秘書。2014、15年アート・バーゼル(香港)、2015年アート・バーゼル(スイス)へ出展、日本の現代美術を世界に紹介。アートフェア東京のコミッティー、全銀座会の催事委員を務め、多くのプロジェクトを手がける。現在、東京画廊代表取締役社長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • どんぐり

    銀座にある「東京画廊」の2代目画廊主・山本豊津が語る絵画のもつ価値と美術論。美術は商品として「使用価値」から「交換価値」への転換と飛躍があると同時に、現代アートにおいては作品自体にも様々な価値の転換と飛躍がみられるという。世界における美術品の総売上高は2013年度で約6兆7000億円。そのうち38%が米国で第1位、そして第2位が中国の24%と続く。絵画のマーケットにおいては、自国の美術品の価値を高め、それを世界に示すことで文化的な優位性や自信、そして美のスタンダードを握ろうとするグローバル化の波が押し寄せ

  • kawa

    筆者と経済学者の水野和夫氏との対談集「コレクションと資本主義」が非常に興味深かったので、その前振りにも相当する本書を手に取る。アートと資本主義の親和性、戦後の現代美術の潮流など、自分にとって美術に対する新しい視点が目白押しで嬉しい悲鳴。曰く、★過去の歴史と文化の中で生まれた価値の体系で、その作品がどのような意味を持つか。(言葉で作品を価値付けられるか)★現代美術はナチズムや原爆等の負の遺産を生んだ近代以降の知性主義や理性主に対する懐疑や批判が出発点。<続く>

  • NICKNAME

    仕事でご縁がありこの著者とは幾度かお話をしたことがあるのですが、とても知的でありながら堅苦しい訳ではなく、さすが画商というかトークの方も上手で魅力的な方です。この本は著者のバイオグラフィー的な側面もあり、著者のユニークな経歴も知ることが出来るのですがなるほどと思いました。

  • デビっちん

    芸術と資本主義経済は、どちらも価値転換を実現するアーティストという観点から親和性があることがわかりました。ここで必要なのは、やっぱりストーリーと美意識なんですねー。価値を創造するという点で大変参考になる内容でした。

  • K春

    アート作品の「価値」と「価格」の関係から、現代アートの歴史とかが書かれている。自国の文化価値を高め海外に発信していくことで、現代アートの価値を高める必要がある。 アートを通して国際社会と付き合い方だったりを考える。 なんかそんな感じのことが語られています。

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