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音楽祭の戦後史

山本美紀(音楽教育)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784560084595
ISBN 10 : 4560084599
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2015
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

戦後民主主義が輝いていた時代に結社やサロンから生まれた音楽祭。「万博」や大衆社会化の下で祝祭はいかなる変容を遂げたのか?

【著者紹介】
山本美紀 : 兵庫県加古川市生まれ。1991年、神戸女学院大学音楽学部を卒業し、1992年から1994年にかけて、ウィーン市立音楽院に留学。その後、大阪教育大学大学院教育学研究科芸術文化専攻で修士号(芸術学)、大阪大学大学院文学研究科芸術学専攻で博士号(文学)を取得する。現在、奈良学園大学准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • qoop

    戦後の国際音楽祭の在り方を通じて〈音楽祭は必要か? 必要であるのはなぜなのか? 音楽祭の恩恵とは何か?〉と問う著者。日本に於ける音楽祭の嚆矢二つを実例に、様々な対立軸の中で、どのように非日常の祝祭空間が在り続けて来たか/崩れたかを探る。大阪国際音楽祭(のちの大阪国際フェスティバル)の第一回に開催された野外劇「大阪城物語」。関西の歌舞伎役者、宝塚歌劇団、OSKなど三百名ほどが参加したという大舞台の演出は宝塚の白井鐡造。こうした企画に宝塚が参加していたとは知らなかった。(pp43~45)

  • trazom

    関西の音楽ファンにとって非常に思い入れ深い大阪国際フェスティバルが1958年に各紙共催で創設された後、村山未知と朝日新聞によって運営が独占されてゆく様子がよくわかる。大阪国際フェスティバルがフェスティバルホールという箱物完成に合わせて企画されたように、東京文化会館の開場に合わせて東京世界音楽祭が開催された。でも、大阪国際フェスティバルが今も続いているのに、東京音楽祭は1回で終了。著者はその理由を分析しているが、私は、東京のマーケットが、フェスティバルというソフトを必要としないほど充実していたのだと理解する

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