Product Details
ISBN 10 : 4044007578
Content Description
コロンブスが15世紀に持ち帰った中南米原産のトウモロコシや、その後に伝わったジャガイモは、ヨーロッパの人口増加に大きく貢献した。他方、アメリカ大陸へ持ち込まれた疫病は、先住民の急激な人口減少を引き起こす。世界の食卓を豊かにした作物の伝播は、のちに「コロンブスの交換」と呼ばれるが、先住民にとっては略奪や侵略に他ならなかった。南米アンデスをフィールドに農学と人類学を研究する著者が描く、もう一つの世界史。
目次 : 第1部 ヨーロッパに与えたもの(トウモロコシ―コロンブスが持ち帰った穀類/ トウガラシ―世界各地の食文化をになう/ ジャガイモ―ヨーロッパの飢えを救う )/ 第2部 先住民にもたらされた災厄(サトウキビ―砂糖の生産と奴隷/ 馬と牛―生活を破壊したヨーロッパの家畜/ 天然痘―先住民の凄惨な悲劇)/ 終章 コロンブスの功罪
【著者紹介】
山本紀夫 : 1943年、大阪府生まれ。京都大学大学院博士課程単位取得退学。国立民族学博物館名誉教授。農学のちに人類学を専攻し、農学博士(京都大学)、博士(学術、東京大学)。1968年の学生時代からアンデスを中心に、ヒマラヤ、チベット、エチオピアなどの高地で50年あまりにわたって、環境と人間の関係の人類学的調査・研究に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
Customer Reviews
Book Meter Reviews
こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。
powered by
やいっち
読了日:2024/12/19
サアベドラ
読了日:2023/08/15
やいっち
読了日:2024/12/19
かんがく
読了日:2024/04/14
ジュンジュン
読了日:2023/08/10
(外部サイト)に移動します
Recommend Items
Feedback
Missing or incorrect information?
Product information of this page .

