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絵で読む伊勢物語

山本登朗

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784757608078
ISBN 10 : 4757608071
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2016
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

「愛と絶望」「恋のときめき」「孤独と流離」「旅」「友情」―の伊勢物語。本書では、歌とお話しの歌物語を、音読・黙読・絵解きなどさまざまな方法によって、十二分に楽しむことができます。さらに、解説によって時代背景やポイントが的確に示されていて、より深い臨場感をもって鑑賞することができるでしょう。

目次 : 『伊勢物語』について/ 渚の院(第八十二段)/ 小野の雪(第八十三段)/ 西の対(第四段)/ 関守(第五段)/ 芥川(第六段)/ 帰る波(第七段)/ 浅間山(第八段)/ 八橋(第九段・その一)/ 宇津の山(第九段・その二)〔ほか〕

【著者紹介】
山本登朗 : 昭和24年大阪府生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。京都光華女子大学教授、京都光華中学校・高等学校長(兼任)などを経て、関西大学文学部教授。博士(文学)関西大学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • しゅてふぁん

    江戸時代のはじめに描かれた『絵で読む』伊勢物語…確かに絵で読む、なんだけれど、その‘絵’に虚構が多い。それもそのはず、この本の趣旨は昔の人がどのように伊勢物語を読んだのかを推定することだから。実際にはあり得ないけれど和歌の心情表現がそのまま書いてあったり、平安時代には考えられない江戸時代風の武士の姿が描かれていたりする。絵師の勘違いなのか、当時はそう思われていたのか、意図して描いたのか…そんな絵に‘不思議な世界を作り出しています’など、生真面目にツッコミを入れる著者の解説が面白かった(´艸`*)

  • ゆずきゃらめる*平安時代とお花♪

    一度ちゃんと読みたかった「伊勢物語」♪歌物語という斬新な感じですが、そのあとの「源氏物語」に続いたのが再認できた。歌と絵はわざとなのかあとの時代の人が仕掛けたのかと。

  • ときわ

    原文と訳文が対比してある本を、以前頑張って読んだが感動しなかった。児童書で物語風のを読み、まあまあかなと思った。でも未練が募り、これがとても美しい本だったので借りてきた。感動した!私に足りなかったのは「知識」。源氏物語のような長い文章は、物語の中にすべてが詰まっている。だがこの歌物語は読者が当然知っていることはすべて省いて書かれている。全部ではなく作者がチョイスしたものが紹介されている。美しい絵、原文、訳文、たっぷりした解説。当時の人は絵を見ながら読んでもらって、知ってることを元に語り合ったんだろうなあ。

  • 双海(ふたみ)

    『京都新聞』に連載され好評を得た内容を、読者の要望を受けて新しく一冊に。『伊勢物語』の主要な二十六の章段や場面を選び、江戸時代前期の「絵入り伊勢物語」(鉄心斎文庫蔵)の絵を見ながら、できるだけ多くの人々に『伊勢物語』の世界をたのしく味わってもらえるよう、原文に現代語訳を添えた。さらに、それぞれの章段や場面の注目すべき点や重要事項を説明したコラム風の解説と、絵のみどころを紹介する説明を加えた。

  • Tomoko 英会話講師&翻訳者

    絵の解説があるのが良かった。伊勢物語のあとに源氏物語。美術館で見た「河内越え」。春の終わりを惜しむ文化は、中国の白居易の作品の影響。竜田川に紅葉の情景は架空で、屏風絵。有職文様(ゆうそくもんよう)。

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