Books

伊勢物語論 文体・主題・享受 新装版

山本登朗

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784305708496
ISBN 10 : 4305708493
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2017
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

伊勢物語は、長期間にわたり複数人の手によって作られた結果、現在の姿となった。既存部分の読解にもとづく新たな章段の増補や、既存章段の改変をくりかえしてきた物語の本質を探るため、「文体・内容」と、「享受史・注釈史」という二種の要素を用いて読解の歴史的変遷を辿る。

目次 : 第1章 文体と方法(「昔」と「今」―伊勢物語の文体/ 「かの」―伊勢物語の遠近法/ 伊勢物語における散文と和歌―連接形式の意味 ほか)/ 第2章 主題と人物像(伊勢物語の悪女/ 右近の馬場の恋―九十九段を考える/ 「人しれぬ」と「心やむ」―五段の人物造形 ほか)/ 第3章 享受史の中の伊勢物語(古注の世界―物語注釈としての説話/ ふたつの「芥川」―室町中期伊勢物語注釈の虚構理解/ 伊勢物語の「誹諧」―宗祇の注記をめぐって ほか)

【著者紹介】
山本登朗 : 昭和24年大阪府生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。京都光華女子大学教授、京都光華中学校・高等学校長(兼任)などを経て、関西大学文学部教授。博士(文学)関西大学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Recommend Items