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国連入門 理念と現場からみる平和と安全 筑摩選書

山本栄二

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784480018168
ISBN 10 : 4480018166
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

国連はなぜ戦争を止められず機能不全に陥ったのか。国連代表部に勤務した元外交官の経験と、研究者の体系的理解と分析によって国連の実像に迫る、画期的入門書。

【著者紹介】
山本栄二 : 1957年生まれ。創価大学法学部卒業。外務省入省後、ハーバード大学院(修士)に留学。国連代表部一等書記官、同公使、大臣官房審議官、トロント総領事、東ティモール、ブルネイ、国際テロ対策・組織犯罪対策協力担当の特命全権大使などを歴任して、2021年退官

中山雅司 : 1959年生まれ。創価大学法学部教授。創価大学大学院博士前期課程修了。ナイロビ大学客員講師、国際基督教大学非常勤講師、ハーバード大学客員研究員などを経て2003年より現職。戸田記念国際平和研究所代表理事。専門は国際法、国際機構論、平和学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • ベンアル

    図書館本。外交官の著者と国連研究の著者の合作。国連誕生から始まり、911テロ、北朝鮮、ミャンマー、ロシアウクライナ戦争と掘り下げて行く。常任理事国による拒否権による国連の機能不全が問題となり、新たに常任理事国や準常任理事国の増設や拒否権の見直しの動きがあるが、利害問題の関係で上手くいってない様子が伺えた。

  • スプリント

    著者は外交官として国連日本代表部に勤務した経歴の持ち主。 国連の成り立ちから組織について詳しく解説してありわかりやすい。 国連設立の経緯もあるがもはや組織不良を起こしているといえる。重要な事項は常任理事国の利害関係が優先されている。

  • お抹茶

    国連による安全保障構想の他,クメール・ルージュ裁判や核問題やミャンマー問題などの外交官による舞台裏を記す。アナキカルな国際社会で国際秩序を創り維持していくものとして国際機構が生まれた。冷戦終結後,国連は当初想定した国家間紛争ではない内戦やテロや人道問題も平和に対する脅威と認定するようになり,平和の概念が広がった。国連での決議案採択や選挙ではその国の外交の力がものを言う。集団安全保障体制は安保理による大国不可罰の個別主義的な体制であるという限界が露呈しつつも,平和,開発,人権の包括的達成は一層重要である。

  • Go Extreme

    国連の現状と課題:機能不全 安全保障理事会 拒否権問題 国際紛争対応 国際協力の限界 国連改革 国連の歴史と理念:第二次世界大戦 国際連盟 国連憲章 平和維持 人権保障 経済協力 自決権 平和と安全保障:PKO(平和維持活動) 人道的介入 集団安全保障 非対称戦争 軍縮と核問題 紛争解決 国連の改革と未来:安保理改革 総会の強化 拒否権制限 新興国の役割 国際法の整備 人間の安全保障 国際社会の課題:ウクライナ戦争 北朝鮮の核問題 気候変動 国際難民問題 持続可能な開発 SDGs

  • Dwight

    国連誕生の経緯、理念、組織構成、活動の歴史などを我々はもっと知らなきゃならないね。「現在の国連は機能していない。」の一言で済ませずに、国連改革を推し進めよう。

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