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ISBN 10 : 4909710132
Content Description
「戦争は悲劇だった。しかも喜劇でもあった。戦争映画もどっちかだ」痛烈な戦争体験を抱え、フマジメな余計者として「カッコイイ戦争」に抗い続けた岡本喜八。喜八は誰とともに何と戦ったのか。その遺伝子はどこに受け継がれているのか。不穏さを増す近頃、「人と人の争い」を描き続けた岡本喜八の表現が再び光を放つ。
目次 : 第1章 映画監督・岡本喜八の誕生―「カッコイイ戦争」のインパクトとその背景/ 第2章 「フマジメ」な抗い―喜劇へのこだわりと「正しさ」への違和感/ 第3章 余計者にとっての「明治」と「民衆」―時代劇から問う近代日本/ 第4章 誰とともに何と戦う?―「内戦」を描く岡本喜八/ 第5章 キハチの遺伝子―喜八映画の影響関係と戦争体験/ 終章 青い血とコロナウイルス―軍事とメディアによるスペクタクル
【著者紹介】
山本昭宏 : 神戸市外国語大学准教授。1984年、奈良県生まれ。京都大学大学院文学研究科博士後期課程修了。専門は日本近現代文化史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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まんだよつお
読了日:2021/02/03
tkm66
読了日:2024/09/08
tkm66
読了日:2024/08/18
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