Books

カウントダウン 角川文庫

山本文緒

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784041047460
ISBN 10 : 4041047463
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2016
Japan

Content Description

岡花小春16歳、夢は漫才師の高校生。何をやってもカンペキにこなす梅太郎とコンビを組んでお笑いコンテストに挑戦したけれど、美少女審査員・鶴子にけなされ、散々な結果に。彼女はなんと大手芸能プロ社長の娘だった。小さなプロダクションからのスカウトの電話で夢が現実になりかけたとき、小春の前に再び鶴子が登場して!?恋も家族も巻き込んで、目指すは笑いの花道だ!夢に向かってひた走る高校生たちを描いた青春小説。

【著者紹介】
山本文緒 : 1962年神奈川県生まれ。『恋愛中毒』で第20回吉川英治文学新人賞を、『プラナリア』で第124回直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • さてさて

    『おもしろいと言われることは、僕にとって最高の讃辞なのだ』。『漫才師』になることを夢見て高校生の青春を駆けていく主人公の小春。この作品にはそんな小春の泣き笑いの高校生としての日常が描かれていました。ジュニア向け小説として刊行後、加筆・修正、そして書名変更の先の再出版にあたり、古くささを見事に消し去った山本文緒さんの手腕に驚くこの作品。そんな作品に良い意味で残る朴訥さに強く魅かれるこの作品。起承転結のはっきりした、極めて読みやすく、爽快感の残る物語の中に、高校生たちの青春の煌めきを見た素晴らしい作品でした。

  • 扉のこちら側

    2018年222冊め。読み始めて児童書かと思って確認したところ、初出はコバルト文庫と知り納得する。初期作品でありノリが最近の高校生ではないこと、最近の著者の作風とは違うので戸惑いはぬぐえなかった。

  • くろにゃんこ

    これ山本作品?と思ったら25年前に書いたもの。漫才師を目指す高2男子の青春もの。ハチャメチャ感あるものの読み易くて真っ直ぐなお話でした。

  • ユメ

    純粋に自分の漫才で人を笑わせてみたいという情熱、好きな女の子に格好いいところを見せてあわよくば……という年頃の男の子らしい煩悩、お笑い芸人という夢を否定する家族を見返したいという反骨心、様々な思いがごっちゃになった勢いのままに突き進む小春の姿が気持ちよかった。小春と相方の梅太郎はそれぞれ違う理由でお笑いの道を志しているけれど、二人とも漫才を通して「人生ってスンバラシイ」という実感を得ているところにぐっとくる。若さゆえの特権のような、何も恐れずにひた走る真っ直ぐさと可能性に満ちた未来の予感が眩しかった。

  • ほのぼの

    いろいろ山本文緒さんっぽくなくて驚く。1991年(平成3年)にコバルト文庫で出版された作品を加筆修正されたらしい。主人公は高校生の少年。漫才師を目指している。物語もコントなみにハチャメチャ。デビュー2年目の作品とのこと。初々しい山本文緒さんを読めて良かった。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items