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犬がすきなぼくとおじさんとシロ

山本悦子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784265072644
ISBN 10 : 426507264X
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2019
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

犬って、いいな。かわいいなあ…。犬が飼いたい!そんなぼくの前にあらわれたシロは、あるおじさんが飼っている犬だった―。本当に“すき”って、どういうこと?野間児童文芸賞受賞作家のせつなく、あたたかい物語。

【著者紹介】
山本悦子 : 愛知県生まれ。元小中学校教員。1997年『ぼくとカジババのめだまやき戦争』(ポプラ社)でデビュー。『がっこうかっぱのイケノオイ』(童心社)が第57回青少年読書感想文全国コンクール低学年の部課題図書に選出。『先生、しゅくだいわすれました』(童心社)がミュンヘン国際児童図書館の選ぶブックリスト“The White Ravens 2016 A Selection of International Children’s and Youth Literature”に選出。『神隠しの教室』(童心社)で第55回野間児童文芸賞を受賞

しんやゆう子 : 和歌山県生まれ。多摩美術大学卒業。書籍や雑誌の装画・挿絵を中心に活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ☆よいこ

    児童書、低学年〜中学年。犬が飼いたいと思っていた僕は川の土手にいた犬に夢中になる。人懐っこくて賢い犬は白くないのにシロという名前で、ホームレスのおじさんの犬だった。時々遊ばせてもらい、散歩させてもらえるようにった僕は大喜び。だけど雪の日、おじさんの姿はなく、寒さに震えていたシロをだまって連れて帰ってしまった。ぼくはまいごの犬を拾ったと嘘をつき、シロを飼うことにする。▽子供向け、泥棒はまずいと思う。主人公の行動が短絡的すぎる。最後はきれいにまとめたけどどうだろう。

  • hase

    妹が借りてきた図書館本。読んでいて修学旅行の時に見た大阪の河川敷が思い浮かんだ。犬を飼いたくて堪らない主人公の少年と、犬をきっかけに生まれたホームレスのおじさんとの交流。著者が教員経験のある方だけあって道徳的な要素のある作品だと思った。見た目だけでは分からない内面も優しさもあるし、ぶっきらぼうにしかその優しさを言葉に出来ない人もいる。話の最後は犬だけでなく、おじさんの人柄が滲み出る終わり方だった。

  • マツユキ

    友達が飼い始めた犬を見た「ぼく」は、自分の家でも飼いたくなる。ある日、通ってはいけないと言われている川沿いの道で、犬に出会い…。 「ぼく」の行動に、はらはらし通しでした。これは良い結果だったのか。このラストの後を思うと、また心配なんですが、行動を起こせる主人公が、良い方向に進みますように。

  • けいねこ

    このタイトル、迷いに迷ってつけたのだろうか。それとも、これしかないと、一瞬で決まったのだろうか。犬が好きだけれど、飼わせてもらえないぼく。ホームレスだけれど、犬を飼っているおじさん。白くないけれど、シロという名前の犬。ぼくはシロが好きで、おじさんもシロが好きだ。シロはぼくのことが好きみたいだけれど、おじさんのことは、もっと好きみたい。好きってどういうことか、幸せってどういうことか、責任をはたすってどういうことかを考えさせてくれる。犬好きの作者らしく、犬の描写が優しくて、そこも魅力です。

  • ウクレレで歌う

    犬がすきすぎて、ホームレスのおじさんの犬を黙って連れ帰ってしまうぼく。それって泥棒なのだけど、犬を思っているからしたこと。子どもの頃はこういう嘘をつくことがあるけれど、それを責めたり追及したりしない大人たちのやさしさと、大切なはずの犬を手放す決心をしたおじさんの気持ちに胸が詰まる

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