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マスク越しのおはよう

山本悦子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784065283677
ISBN 10 : 4065283671
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

コロナ禍の子ども達の心のリアルを描く。野間児童文芸賞受賞作家、山本悦子氏待望の新作!

【著者紹介】
山本悦子 : 愛知県生まれ。元小中学校教員。『グッバイドール』で第12回月刊MOE童話大賞童話賞受賞。1996年、『ぼくとカジババのめだまやき戦争』(ポプラ社)でデビュー。『WA・O・N 夏の日のトランペット』(ひくまの出版)で第7回新・北陸児童文学賞受賞。『がっこうかっぱのイケノオイ』(童心社)が第57回青少年読者感想文全国コンクール小学校低学年の部課題図書に選ばれる。『先生、しゅくだいわすれました』(童心社)がミュンヘン国際児童図書館の選ぶブックリスト「The White Ravens 2016」に選ばれる。2017年『神隠しの教室』(童心社)で第55回野間児童文芸賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • シナモン

    コロナ禍を生きる中学生5人の物語。ニュース等では伝わってこない一人一人のリアルな日常や心情が丁寧に描かれていてとても良かったです。コロナ禍だからこそ、生まれた絆だとか友情とか。みんな強いね。この先の人生を応援したい気持ちでいっぱいになりました。「コロナもさ、悪いことばっかりじゃないんだよな」

  • chimako

    緊急事態宣言が出て学校が休みになったのがもう随分前の事のように感じる。最初はのんびり構えていたのに、日が経つにつれて疑心暗鬼になり、マスク不足で一枚200円もするマスクを買ったり、ガーゼもゴム紐もなくなって着物の端切れを使って何枚も何枚もマスクを縫った。「誰それがコロナに罹った」といちいちの大騒ぎ。悪いのは人ではなく病気なのに。そんな頃の中学生のお話。マスク依存症、ヒョウ柄のマスク、不登校、マスクではなくフェイスシールド、家族が感染してしまった生徒。コロナ禍も悪いことばかりじゃなかった……そんな連作集。

  • モモ

    コロナ禍の世界。まさかの小中高の臨時休校。突然終わりとなった娘の小学校時代を思い出した。でも休校となり安心した子もいただろう。そんなことを思いつつ読んだ。マスクに依存する千里。容姿でいじめられ、再起をかけた沙織。両親が離婚し、母が緊急事態宣言時にも飲食店で働くことを少し後ろめたく思う芹那。両親が医者で未知の病コロナの治療をすることを心配する小山。離婚した母に会いに行く麦。そして家族がコロナに感染し、人生終わったと感じる美咲。すごく身近な話題をあたたかく、希望が持てるように書かれた作品でとても良かった。

  • うー(すごーく遅れてます🙇)

    マスク依存、不織布マスクは買えない、誰かの為に顔が見えるフェイスシールド、不登校が別人28号に、自分以外の家族が感染、医療関係で働く親を持つ不安、、出てくる中学生がとてもリアルで、みな誰かに共感できると思う。『別人になろうとして何が悪い?それで学校に来られるならぜんっぜんいいじゃん!世界は変わったんだ!今、チャンスなんだよ!』『お前ってさ、マスクで目もふさいでたんじゃないの?』

  • マツユキ

    コロナでの休校が終わり、マスクをつけて、登校する中学生たち。元々マスクを愛用していたり、ヒョウ柄の派手なマスクをつけていたり、マスクではなくフェイスシールドだったり、別人になっていたり、自分以外の家族が陽性になったり。ちょっと前ですが、あの頃のピリピリを思い出しました。登場人物に、それぞれに生活があり、それ以前から問題はあったんだよな。コロナをきっかけに前に進む中学生達が眩しいです。

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