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わたしに続く道

山本悦子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784323075419
ISBN 10 : 4323075413
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

ケニア人の父と日本人の母のもとに生まれた少女・リイマ。五十メートル走で学年一番の記録を出した日、「黒人だから速いだけだ」と男子から言われ口論になる。「人種差別」「外国人」という周囲の言葉に自分は日本人だという確信がゆらいでいく。複雑な思いをかかえたまま、実父の故郷であるケニアへ行く機会が到来する。5・6年生から。

【著者紹介】
山本悦子 : 愛知県出身。1996年『ぼくとカジババのめだまやき戦争』(ポプラ社)でデビュー。『神隠しの教室』(童心社)で第55回野間児童文芸賞受賞。『マスク越しのおはよう』(講談社)で第63回日本児童文学者協会賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • ☆よいこ

    児童書。YA。黒人ハーフ▽小学5年生で身長160cmあるリイマは父親がケニア人。ダディーは離婚してケニアに帰り、母(マミー)はひとりでリイマと弟達レオとカイを育ててくれた。マミーがパティシエのシンちゃんと再婚し、シンちゃんの母親(おばあちゃん)と同居しはじめたリイマは色々と思い悩む。得意の陸上競技でベストタイムを出しても「黒人だからずるい」と言われ腹を立てる▽後半は祖母とリイマのケニア旅行。アフリカの大自然に触れ、リイマは自分のルーツについて考える。良本。シンちゃんがいい人で良かった。2023.11刊

  • けんとまん1007

    何気なく使う言葉・態度・表情。子どもならでは・・ではなく、年齢に関係ないものがあると思う。自分自身の姿・ふるまいは、どう見えているのだろうかは、時々、考えたりもする。自分を辿ること。ふるさとはどんなだろう?そこにある風景・人・価値観。何故か、最後に中村桂子さんの生命誌が浮かんできた。

  • 雪丸 風人

    主人公はケニアハーフの5年生。肌が黒いことでそこかしこで特別視され、深く傷ついていた彼女が、新しい家族に恵まれ、ともに嬉しい時間を過ごしたことで、心にゆるぎない強さを育んでいきます。考えさせられる作品でしたね。差別について深掘りされ、解り合えない心情が丹念に描かれていて、胸が苦しくなる場面もありました。一方で、じんわりくる人の優しさに癒されたり、雄大な自然に崇高さを感じる場面もありました。多彩なテーマが綺麗に織り交ぜられているのが凄い!幅広い層に刺さりそうな一冊ですよ。(対象年齢は10歳半以上かな?)

  • マツユキ

    主人公は小5のリイマは、ケニア人の父に似て、日本人には見えない。母が仲良しのしんちゃんと再婚し、祖母との同居が始まったが、打ち解けられずにいた。そんな中、学校で、リイマの足の速さをずるいと言われ…。これは人種差別なのか。いとこや、弟たちの事もあり、悩まされます。差別とは別に、人間関係のすれ違いもあり、どちらも無理解が原因なのかな。自分のことだって、理解するのは難しい。旅行の中でリイマが知った色んな事。解決にはなりませんが、良い方向に進んでいくようで、晴れやか。良い家族、良い友人に恵まれて、良かった。

  • くま美

    主人公は小学校5年生のケニア人の父と日本人の母を持つハーフの女の子リイマ。日本にいると日本人には見えないし、まだまだ差別の言葉もかけられる。そんな時、自分のルーツのケニアに行くことになる。元をたどれば人類のルーツは一緒。私は私で良い。児童書だけど、中学生にも読ませたい。

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