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角を曲がれば謎がある 大奥様陽だまり事件帖 徳間文庫

山本巧次

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784198950200
ISBN 10 : 4198950202
Format
Books
Release Date
May/2025
Japan

Content Description

嬉代は四百五十石の旗本・羽鳥家の大奥様。何にでも首を突っ込みたがる孫娘の那美をお供に、六十三歳とは思えぬ機転と洞察力で厄介事を収める頼もしい存在だ。俳句仲間の町名主・三左衛門から、大工の耕吉が道具箱を盗まれ、困っていると聞く。耕吉は腕が良く手間賃も安いため、他の大工から妬み嫉みを受けているらしい。耕吉を呼び、話を聞いて、長屋に赴いた嬉代が推察した真相とは…。

【著者紹介】
山本巧次 : 1960年、和歌山県生まれ。中央大学法学部卒業。2015年、第13回『このミステリーがすごい!』大賞隠し玉となった『大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう』でデビュー。2018年、『阪堺電車177号の追憶』で第6回大阪ほんま本大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ひさか

    2025年5月徳間時代小説文庫。書き下ろし。大奥様陽だまり事件帖、消えた道具箱、描かない絵師、盗まれない拝領茶碗、その掛け軸の値打ちは、の5つの連作短編。「江戸のミス・マープル誕生!」という帯のフレーズがいい。助手役の孫娘との掛け合いも楽しく面白い。もう少し謎に工夫があればいいなと思います。

  • fuku3

    2025.11.30読了。旗本の大奥様が市井の謎を紐解いて行く5篇連作短篇。63歳の嬉代は俳句仲間などからある謎を嗅ぎ付け、孫娘の那美を伴い事件を解明する。@屋敷の裏で20両の引ったくり犯を捕まえたが⁉︎A大工の道具箱が盗まれた⁉︎B絵師に発注した作品が出来て来ない⁉︎C盗人を捕まえてたが被害者屋敷は被害はないと言う⁉︎D狩野永徳の掛軸を百両で買ったが贋作だと⁉︎事件は中々面白く最後は嬉代の裁量で大団円に終わり読後感はスキッキリ。だだ旗本の奥方などはまず外出などしないので、間に入る町名主や店主が気の毒!

  • 練りようかん

    旗本の大奥様が主役の連作。町名主や油屋が受けた相談事から面白いことを見つけるのが大好き。盗まれた仕事道具や一向に出来上がらない絵の謎を解くのだが、人の性格を見抜き手口の性質と照らし合わせた根拠が納得で、時代も性別も全然違うのだけど脳内では「刑事の勘さ」みたいなカッコイイ画が浮かんで楽しかった。最も面白かったのは「盗まれない拝領茶碗」。はじまりからして不可思議で、出された仮説にもっとウラあるでしょう!と突っ込み、予想以上に深い訳が出てきそうで蓋をしたいという思いが過ぎった。カラクリの何段か重ねが良い。

  • ごへいもち

    サラサラと読み易くて良いな

  • ペペ

    母、娘、祖母、3人の関係性や掛け合いが好き。 事件自体はどれもインパクトにかける。 『描かない絵師』が一番好み。

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