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千夏の光 蘭学小町の捕物帖 幻冬舎文庫

山本巧次

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784344434455
ISBN 10 : 4344434455
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2024
Japan

Content Description

江戸で指折りの蘭方医を父に持つ、十八の千夏。周囲に猛反対されるも蘭学に傾倒し、習い事にも綺麗な着物にも外見のいい男にも全く関心がない。そんなある日、千夏は旧知の同心から問屋の番頭が殺されたという話を聞く。勝手に調べ始めると、父が信頼する薬屋が関係していて…。跳ね返り娘が科学の知識を駆使して難事件に挑む時代ミステリー。

【著者紹介】
山本巧次 : 1960年、和歌山県生まれ。中央大学法学部卒業。第十三回『このミステリーがすごい!』大賞隠し玉となった、『大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう』で2015年デビュー。同作はシリーズ化され、人気を博す。18年、『阪堺電車177号の追憶』で第六回大阪ほんま本大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • むつこ

    蘭方医の一人娘が主人公。この娘さんが跳ねっ返りなおきゃんな娘でハラハラドキドキ。一緒に暮らす梨里を相棒に科学や事件に首を突っ込む。この先どんな展開になるのか楽しみなシリーズ1作目(2作目出てから読めばよかった)

  • ひさか

    2024年12月幻冬舎時代小説文庫刊。書き下ろし。シリーズ1作目。面白そうな設定と登場人物たち。でも事件の展開がイマイチで華がなく、楽しめませんでした。

  • fuku3

    2024.12.27.読了。新シリーズになるのかな⁉︎元気でチャキチャキ、好奇心旺盛な女の子、江戸で起きた事件を解明する山本氏のいつものパターンではある。タイムトラベラーや大家の娘、お姫様、裏稼業など様々な特性が有る。今回の主人公畠中千夏18才、江戸で評判の蘭方医畠中順動の娘で幼い頃より蘭学に興味を示し、医学書などを読み漁り視力を落とし眼鏡を着用、蘭学小町と町で評判のお転婆娘。相棒は同じ年の梨里、両親が行方知れずの為、順動が引き取り姉妹同然に育った。蘭学を駆使して犯人を追い詰めると云うほどでは無かった。

  • 練りようかん

    蘭方医の娘が主人公。実験好きでやらかしちゃったりする怖いもの知らず。同年代で主人公の家に引き取られた女の子は幽霊騒ぎに怯え、強弱コンビと思いきや彼女もなかなかに無鉄砲で面白い。父経由で事件に関わり不審な不動産買い、抜け荷疑惑、死人が出てここらでおさめようとする動きが逆に黒幕の深い思惑を感じさせて、もう一つ二つ展開ありそうだなと期待させる運び。主人公ならではの違和感が良い、モテないおみわと正反対にモテちゃって困るキャラ、祖父は宇田川玄真で、宇田川?おゆう?と他シリーズが頭をかすめるのも楽しかった。

  • ごへいもち

    新しいシリーズ、ちょっとくすくす笑。続きも読もう

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