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ISBN 10 : 4492761268
Content Description
本書では意識して安全性の問題にはふれずに、日本が原子力発電を推進してきた理由、すなわちエネルギー安全保障、CO2の排出削減、経済的な発電コストの実現という三点が、もはや時代遅れになってしまったことを示し、その後で、新しいエネルギー変換技術である燃料電池と常温核融合、つまり水素エネルギー技術が原子力発電に代わるべく台頭してきていることを紹介する。
目次 : 1 技術革新を促すのは「競争」だけではない/ 2 なぜ日本では原発が偏愛されるのか/ 3 原発を推進する者はだれ/ 4 原発なしのエネルギー安全保障/ 5 原発なしのCO2削減/ 6 本当はコスト競争力がない原発/ 7 されど安全問題/ 8 水素エネルギー革命がやってきた/ 9 「常温核融合」は本物である/ 10 さようなら原発
【著者紹介】
山本寛 : 1940年岐阜県生まれ。1963年名古屋大学工学部航空学科卒業。1965年名古屋大学大学院工学研究科航空学科修士課程修了。リコー時計(株)を経てヤマハ発動機(株)に入社。ヤマハモーターUSA技術部長、モーターサイクル事業部第3技術部長、生産移行推進室長、品質管理室長、CCS推進本部副部長などを経て、2000年同社退職。現在静岡理工科大学非常勤講師、技術ジャーナリスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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