山本太郎(国際保健学)

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新型インフルエンザ 世界がふるえる日

山本太郎(国際保健学)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784004310358
ISBN 10 : 4004310350
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2006
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

鳥インフルエンザウイルスが、人間への感染力を獲得するのは、もはや時間の問題かもしれない。地球規模の感染症対策を考える際に忘れてはならないことは何か。第一線で対策に奔走する著者が、多角的な視点から提言。

【著者紹介】
山本太郎 : 1964年生まれ。1990年長崎大学医学部卒業。医師、博士(医学、国際保健学)。その後、京都大学医学研究科助教授、長崎大学熱帯医学研究所助教授を経て、現在、外務省国際協力局多国間協力課勤務。専門は国際保健学、熱帯感染症学。アフリカ諸国、ハイチなど開発途上国で感染症対策に従事してきた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 活字の旅遊人

    よりウイルスに対象を狭めて、山本先生が斬る。ちょっと文章が自己陶酔気味にも思えるが、それより内容である。個別対策というより共通の知識・思想であり、ここからどうするか、という起点になる3部作だ。

  • 白義

    世界的な流行を引き起こしかねないインフルエンザのメカニズムと、過去にパンデミックを引き起こした事例の歴史と分析、対策までインフルエンザに関する基礎知識が身につく。そもそも今では季節性のものとして定着しているインフルエンザもかつては新型だった。そして新型インフルエンザとタイトルについてはいるが基本的に地球規模の感染症にどう対処するのかという話でもあり今日的な応用性も高い。中でもスペイン風邪をはじめとした歴史分析がよく、麻痺する公共インフラや迷信が迷信を生むなど、危険性は流石に段違いだがどこかで聞いた話が多い

  • naginoha

    インフルエンザの歴史、感染のメカニズム、など詳しく学べた。今年の冬もインフルエンザ対策を万全にして、どうにかうまく「共生」していけるようにしようと思う。

  • deerglove

    インフルエンザには世界的流行と季節的流行があり、そのウイルスが遺伝子再集合するシフトと、アミノ酸配列に変異が起こるドリフトという二つの変化があるとの話が非常に興味深かった。端的にはシフトによって新型インフルエンザが生み出されるそうですが、シフトやドリフトがウイルス生き残り戦略であるとは驚きでした。それにしてもインフルエンザとコロナの違いはあれど、ほぼ現在の状況が正確に予測されているのにも関心しましたね。まだまだ歴史に学ぶべき点は多い。

  • 鬼山とんぼ

    武漢で発生した新型コロナウイルスはインフルエンザと酷似した性質を持ち、経済に多大な影響を与えるだけでなく中国の政治体制まで影響を及ぼしつつある。正しい知識を仕入れようと本書を手にした。06年の執筆時はインドネシア駐在の少壮学者だった著者も今は長崎大学教授として活躍、おそらくは学内に建設中のレベル4研究施設にも指導者の一人として関与することとなろう。この手の本の定石通りに発生や免疫の機序を概説した後、20世紀に大流行した3つのインフルエンザの概要が語られている。こういう先生が頑張るなら、長崎大を応援したい。

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