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山本周五郎探偵小説全集 第3巻

Shugoro Yamamoto

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784861821479
ISBN 10 : 4861821479
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2007
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

日本ミステリ史の空隙を埋める画期的全集、知られざる探偵小説62篇を大集成。本巻には、冒険小説と並び、周五郎ミステリーの“核”のひとつになっている、怪奇幻想色の強い作品10篇を収録。

【著者紹介】
山本周五郎 : 1903〜67年。山梨県生まれ。小学校を卒業後、質店の山本周五郎商店の徒弟となる。文芸に理解のある店主のもとで創作を始め、1926年の「文藝春秋」に掲載された『須磨寺附近』が出世作となる。デビュー直後は、倶楽部雑誌や少年少女雑誌などに探偵小説や伝奇小説を書いていたが、戦後は政治の非情を題材にした『樅ノ木は残った』、庶民の生活を活写した『赤ひげ診療譚』、『青べか物語』など人間の本質に迫る名作を発表している。1943年に『日本婦道記』が直木賞に選ばれるが受賞を辞退。その後も亡くなるまで、あらゆる文学賞の受賞を拒否し続けた

末国善己 : 1968年広島県生まれ。文芸評論家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • たく

    まあまあ面白い。そりゃご都合主義の連続ですが。

  • 伯修佳

    戦前に書かれたせいか、バブリーな国粋主義の垣間見える中編小説を筆頭に当時ならではの雰囲気が楽しめる短編などがあって、娯楽と割り切って読むには面白かった。ただ小説としてのクオリティは現代のラノベよりも軽い。読みやすいのはまだしも、作者の意図がまるきり文章で語られてしまっているのはいかがなものか。山本周五朗を手に取ったのはこれが初なので、後期の著作を読んでみようと思う。

  • しいかあ

    病膏肓に入ってしまって手がつけられないくらいの周五郎マニアか研究者でもない限り用はないであろう、若い頃の周五郎の探偵小説集。正直な話、つまんないから素人は手を出してはいけない。そもそも戦前の作品は周五郎自信焼き捨ててしまいたいって言ってたくらいだし。「骨牌会の惨劇」や「殺人仮装行列」を読むと、「樅ノ木は残った」でやったように、敵とみえた人物が実は味方で、逆に、味方とみえた人物が実は敵だった、というような周五郎お得意のどんでん返しはこのころからすでにあったのだなあという感じ。

  • アヴィ

    怪奇探偵小説と銘打っているが、ジュブナイルということもありそれほど怪奇色が強くない。五辨の椿のような人間の情念に訴える怖さではなく、どちらかというと同時代に横溝正史が書いていそうな、わかりやすい怪奇探偵小説。だがミステリーの仕立ては手を抜かず、意外な犯人や一驚の大どんでん返しなどは、やはり山本周五郎らしさ。

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