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国際政治から考える東アジア共同体 青山学院大学総合研究所叢書

山本吉宣

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784623063161
ISBN 10 : 462306316X
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2012
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

アジアの地域統合を多元的に捉え直す。理論と制度の検討に加え、EU、アメリカ、ASEANなど各地域との比較から、課題や可能性を徹底分析。

目次 : 第1部 国際政治と東アジア共同体(地域統合の理論化と問題点/ アジアの地域統合とアメリカの関与―「東アジア共同体」からTPPの諸問題/ 地域統合と主権ディスコース―EU事例と東アジアへの適用/ 東アジア共同体と憲章草案)/ 第2部 東アジア共同体をどうつくるか(ASEANに見るいびつな鏡に映したヨーロッパ統合/ 東アジア共同体と朝鮮半島/ アジア太平洋国際関係と地域統合の新機軸/ バルカンにおける地域史の試み―東アジアとの比較)/ 第3部 安全保障と東アジア(アジアの地域安全保障制度化と中国―1990年代〜2007年/ EUと東アジアの安全保障におけるアメリカの役割/ 「東アジア共同体」への疑問―ロシア研究者の視点から)/ 第4部 FTA・人の移動と東アジア(日本とモンゴルの経済連携協定―鉱物資源エネルギーをめぐる交渉/ 地域統合と移動するマイノリティ―ヨーロッパとの比較における東アジア)/ 第5部 欧州からのまなざしと東アジア統合(地域統合とアイデンティティ/ 戦後ドイツと地域統合―西ヨーロッパと東アジアの国際政治)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • ふぁいと

    国際政治の原則、無政府主義に基づきながら政治的側面、経済的側面、文化的側面、それと歴史的背景を踏まえながら主にEUと東アジアを比較している本。要約すると、ヨーロッパはWW2のドイツの再発防止のための政治的側面からEUが深化していったのに対し、東アジアではナショナリズムの反発が想定されるため経済協力から「場」としての東アジア共同体を作ることで政治的対立が緩和することで達成できる。また、地域主義は、アメリカ主導(以前はソ連も)のグローバリズムへの対抗、越境的問題へ協力のため必要とされる。

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