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東大教授の「忠臣蔵」講義 角川新書

山本博文

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784040822167
ISBN 10 : 4040822161
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2017
Japan

Content Description

「吉良を討ち取ったのは武林唯七だった」「大石は遊廊を総揚げしていない」「討ち入りのとき、赤穂浪士たちは太鼓を持っていなかった」―。時代劇や小説に埋もれた真実を、テレビでおなじみの東大教授が、根拠となる史料を丁寧に引きながらライブ講義形式で解説。索引付き。

目次 : 第1章 刃傷松の廊下―ドラマはここからはじまった/ 第2章 赤穂城開城―揺れる赤穂藩/ 第3章 江戸急進派と大石内蔵助―討ち入りか、浅野家再興か/ 第4章 御家再興運動の挫折―脱盟していく同志たち/ 第5章 討ち入り前夜―時は至れり/ 第6章 吉良邸討ち入り―決戦の時/ 第7章 赤穂四十六士の切腹―その後の赤穂浪士たち/ 終章 泉岳寺墓所にて

【著者紹介】
山本博文 : 1957年、岡山県津山市生まれ。東京大学文学部国史学科卒業。文学博士。東京大学史料編纂所教授。1992年、『江戸お留守居役の日記』(読売新聞社、のちに講談社学術文庫)で第40回日本エッセイスト・クラブ賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • hk

    忠臣蔵初級者から上級者まで幅広い対象をカバーしている一冊だ。そもそも何故大名である浅野内匠頭とたかが御家人の吉良上野介の力関係が吉良>浅野となったのかから、上杉家の立ち位置まで初級者が置いてけぼりを食いがちな問いを一通り抑えている。いみじくも先日ワタシは高倉健主演”四十七人の刺客”を終始笑い転げながら鑑賞したのだが、本書を読んでから観ていれば盛大に笑い往生出来ていたのではと悔やまれてならない。こと逆説の日本史だけで忠臣蔵を解ったつもりになっている御仁(例・ワタシ)に特におすすめしたい解説書だ。

  • ブラック ミッフィー の チョコちゃん

    最後の討ち入りまでの時間軸が わかりやすく説明されてる のが良かったなあ。なんせ、この話しの内容ってまったく いままで知らなかったから。 事件当日のうちに切腹させられたとか、実は討ち入りの時 赤穂浪士は太鼓を持っていってなかったとか、 この話しを知っている人でも、うそ ホントの 話しが わかって新たな発見もあっておもしろいんじゃないかな。

  • Terry Knoll

    「忠臣蔵」を極力一次資料から解説したもの。(この資料も、役職による色々な忖度があり) なぜ浅野内匠頭が、吉良上野介に江戸城で切りつけたのか、真相は不明。 当時の価値観では「誰かが斬りかかってきたら理由のいかんに問わず応戦する。刀を抜いた以上は相手を斬り殺す」これが武士たるもの。 平穏な世になり、武士は本分を思い出し、大衆は浅野氏だけを切腹させた幕府批判に喝采した。 現代からみると、藩主の狼藉が多数の悲劇を。それに未だに共感する部分が多いのかな?

  • 乱読家 護る会支持!

    史料で読む忠臣蔵。武士のお家の面目の為に起こした事件。 忠義の事件というよりは、当時は当たり前の道徳である「武士道」に従って死を選ぶ人たちと、自分の命を守る為に逃げる人たちのドラマ。。。 武士は、誰かが斬りかかってきたら理由はどうであれ、必ず刀を抜いて応戦する。斬りかかったら以上は、相手を必ず斬り殺す。それが武士道。。。 警察が犯罪者を取り締まり、国が法という基準を元に裁いてくれる現代社会。それだけでも幸せな時代ですね。

  • Ria

    読んでいたのを忘れ、また借りてしまった。読メをつけようとして知りましたよ・・・。また新鮮に面白かった。どうしても「忠義」方向で語られることが多い忠臣蔵だけど、こうして資料を基に読み解かれるとまた違った感じを受けるなあ。

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