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ISBN 10 : 476642395X
Content Description
行為やモノ、思考や言語をやりとりする際の交換やコミュニケーションのあり方が交錯する東南アジア。人々が生きる日常、そして「社会」の根底にある構造を、「あいだ」という視点から人類学的に問い直し、その多様性の淵源を描き出す。
目次 : 第1部 「社会」のかたち(国家のだまし絵―中国人ムスリム移民が反転する国家像/ 重なり合う村落と都市/ 移動の伝統)/ 第2部 生を問う(双方制と親縁性の文化/ 結婚と家族の多様性と変容/ 人/ 表象としての「女性」/ 高齢者像の変貌―インドネシアの事例を中心に)/ 第3部 「あいだ」の世界(商いの文化/ 東南アジア社会における紛争・暴力とその処理/ 消費社会/ 「遊び」の領域)/ 第4部 宗教の現在(信仰の軸線―東南アジアにおいて「宗教を信じる」とは何を意味するか/ 世俗と宗教―タイのムスリム社会を事例に/ 宗教の現代的想像力―フィリピンのカトリシズムから)
【著者紹介】
山本信人 : 慶應義塾大学法学部教授、同メディア・コミュニケーション研究所長。1963年生まれ。コーネル大学大学院政治学研究科博士課程修了。Ph.D.in Government.専門分野:東南アジア政治史
宮原曉 : 大阪大学グローバルイニシアティブ・センター教授。1964年生まれ。東京都立大学大学院社会科学研究科社会人類学専攻博士課程中退。博士(社会人類学)。専門分野:社会人類学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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