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ISBN 10 : 4846205002
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ルイスキャロル著『不思議の国のアリス』が刊行されて160年。世界中で愛され、多くの翻訳本が刊行される中、1927年、文豪・芥川龍之介、菊池寛も共訳で『アリス物語』として刊行していました。今回、当時の雰囲気を残した原文旧仮名使いのままに、山本タカトの蠱惑的な挿絵をちりばめた、新たな『不思議の国のアリス』をお届けします。
【著者紹介】
ルイス・キャロル : 1832‐1898。イギリスの数学者、論理学者、写真家、作家、詩人。本名はチャールズ・ラトウィッジ・ドジソンで、作家として活動する時にルイス キャロルのペンネームを用いた
芥川龍之介 : 1892‐1927。日本の小説家。号は澄江堂主人、俳号は我鬼。東京出身。日本近代文学における短編小説の完成者と称され、数多くの名作を残した。体力の衰えと「ぼんやりした不安」から自殺。その死は大正時代文学の終焉と重なっている
菊池寛 : 1888‐1948。日本の小説家、劇作家、ジャーナリスト。京都帝大在学中より芥川龍之介らと同人誌『新思潮』(第三次・第四次)の刊行に参加。実業家としても文藝春秋社を興し、芥川賞、直木賞、菊池寛賞の創設に携わった
山本タカト : 1960年秋田生まれ。東京造形大学絵画科卒業。80年代は主に企業広告のイラストレーションを手がける。90年代初頭から、19世紀末美術や浮世絵の影響のもとに、小説の挿絵を描き出す。その傍ら「平成耽美主義」と銘打って、幻想耽美なオリジナル作品を制作。表紙絵・挿絵の制作、個展の開催など、意欲的な活動をつづける。国際浮世絵学会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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