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翻訳者の全技術 星海社新書

山形浩生

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784065376812
ISBN 10 : 4065376815
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2025
Japan

Content Description

文学・経済・ITなど多彩な分野に通暁し、累計150冊以上の訳書を持つ博覧強記の翻訳家が翻訳術から読書論、勉強法まで語る知的生産のすすめ!

【著者紹介】
山形浩生 : 翻訳者。1964年東京生まれ。東京大学工学系研究科都市工学科修士課程、マサチューセッツ工科大学不動産センター修士課程修了。開発援助コンサルタントとして活動する一方で、科学、文化、経済、コンピューターなどの幅広い分野で翻訳・執筆活動を行っている。著書・翻訳書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • kokada_jnet

    メリル『SFに何ができるか』の影響は、同じ翻訳家稼業でも非常に対照的な、大森望と山形浩生とを生んだ。「自分で自分自身のことを書いてもつまらなくなる」という理由で、「インタビュー&まとめ」役の別の方がいたとのことだが、従来の山形浩生本と比較し品質の下落なし。また、あとがきで「事実関係の間違いがあればご一報ください」とあるので書きますが。73ページの椎名誠についての記述で「JICC出版」とあるのは「情報センター出版局」が正しいです。「JICC出版局」のほうは、山形氏の元アイボウの柳下氏が勤務していた会社です。

  • なかしー

    積読チャンネルの紹介本で面白そうと思い、買ってすぐ読了。 本業は経済開発コンサルで世界を飛び回り、その傍らの副業が翻訳業である。その翻訳も気になる部分をちょこちょこ訳してたら、残りも訳してしおう。次いでにそれをブログに挙げて皆にお裾分けしよう(かなりグレーゾーン)。たまに既に訳本を出されているものでも、訳がおかしいと原書を自身で訳し直すこともある。 その一部が出版社の目を掛かり、正式な翻訳本となる書籍もあるようです。このエピソードで山形氏が昔の知的階級貴族みたいな方だと思った。

  • Koning

    あ、こいつデタラメやってやがる。と、気付いた所で、こうだろ?と、別訳作れちゃう辺りから凄いんだけど、そういう翻訳から読書そのものとか、その他の事についてもザックリ語る感じの本になってて、摘み食いでも何周かしてれば丸っと行けるね。とか思えたりすんので良いすね。うん。

  • ゲオルギオ・ハーン

    タイトルだけを読むと翻訳業の解説本のように受け取れるが、内容的にはエッセイ的な一冊。著者のHPやブログ、著書や訳書を読んでいれば舞台裏的な話や思い出話以外は特に目新しさはないかも。二流のゼネラリストというのは営業という仕事とも共通する考え方だと思う。営業はどう頑張っても自分の売る製品の知識ですら技術者以上にはなれない。しかし、幅広くいろいろな情報を収集し、それらを相互に利用して意外な活用法や想定外の顧客層に販売するなどの瞬間的に一流を凌駕する活躍をすることができるというのも共通している。

  • kakoboo

    読む、というよりも言葉を浴びるように感じることができる翻訳者山形浩生氏の人生訓?21世紀の資本の翻訳で有名ですがSFも盛りだくさん。SFに詳しくない自分にとっては勿体無いと些か悔しい思いをしました。 いい感じにバッサバッサ切っていると思いきや、影響を多々受けた人の話も書かれており人間味溢れる著者の人柄を見ることができ、その知識の海のような広さに只々圧倒するばかりです。この本を読む前に橋本治氏のキンピラゴボウを注文したのが偶然すぎてびびりました。。。余談ですが最近の新書って結構高いんですね…

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