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新教養主義宣言

山形浩生

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784794964151
ISBN 10 : 4794964153
Format
Books
Publisher
Release Date
December/1999
Japan

Customer Reviews

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Miss.W.Shadow

    まるでライ麦畑のホールデンのように、ぶっきらぼうでツンデレた文体で描かれた「教養書」。政治、経済、SF、物理学、恋愛、…思わぬ分野の一見関係のない物事が頭の中で結びつき火花を散らす、その瞬間に知的興奮がある。まかり通る言説や高名な著作を「バカ」とぶった斬りながらかと思えばそれに関して自分で配慮を示しながら、彼が伝えたかったのはただそういう気持ちのことなのではないか。あれもやろうこれもやろうと提案してみるその背景に、祈りのように切実な彼の理想が垣間見える。 

  • anarchy_in_oita

    タイトルとプロローグまでは大変野心的な本。筆者は、社会の基盤となるべき教養がほとんど(質量ともに)日本では共有されていないことを嘆く。だからといって欧米から距離を取るためだけに"日本的教養"(そんなものがあるとすれば)をでっち上げるのは無駄であるから、とりあえず欧米の教養に乗っかっておいて、少しでもその中身を充実させていこうと言う。その現状認識と提言には少しも異論がないのだが、一章からは関連性が謎な評論と書評がズラズラと並ぶ。いやまあ一つ一つは面白いからいいか…?その対応関係を気にしないならいい本。

  • バナナフィッシュ。

    縦横無尽にあらゆる題材を取り上げている。「教養」についての言辞はある程度納得できる。ラディカルな物言いではあるが。著者の言う一割に入り込むことは、他人が何といおうと大切なことだと思えてくる。意識を高く持ちたい。視野の広さも重要だ。何も考えていないような無内容な人間と揶揄されることは、避けたいものだ。

  • きいち

    最近、リアルな世界で「教養」が持つ力を感じることが多く、手を出してみました。ビジネスや商売のベースには価値判断があり、そのベースとなるのが教養、というくだりにうなります。これが10年前の発言だなんて!事故を起こさざるをえないようなバス会社がある一方で、行先のディズニーでは皆がばんばんお金を使っている、その差が判断基準となる価値を作れるかどうか、その自由な発想を得るために威力を発揮するのが「教養」、本当にそうですね。

  • ねぎとろ

    「プロローグ」が素晴らしい。ある意味でまじめな人だとは思ってたけど、ここまで啓蒙してやろうという暑苦しいまでの情熱を持っている人だとは思わなかった。最後まで読んで気づいたけど、30そこそこでこれだけの文章を書いていることに驚き。

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