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クルーグマン国際経済学理論と政策 原書第10版 上 : 貿易編

山形浩生

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784621300572
ISBN 10 : 4621300571
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2017
Japan

Content Description

ノーベル経済学賞受賞者・クルーグマンらによる世界で最も使われている国際経済学のテキスト。基礎から最先端までを網羅。懇切丁寧な説明とグラフの多用による明快な解説で、ミクロ経済・マクロ経済・経済数学の基礎知識がなくても十分に理解できる内容。この原書第10版では、メリッツ教授も執筆者に加わり、日本のアベノミクス、2008年リーマンショックにはじまる通貨危機、その後のユーロ危機をめぐる解説や、新たなグローバル金融秩序構築の方向性なども最先端理論をもとに平易に説明されている。

目次 : 第1部 国際貿易理論(世界貿易の概観/ 労働生産性と比較優位:リカードのモデル/ 特殊要素と所得分配/ 資源と貿易:ヘクシャー=オリーン・モデル/ 標準貿易モデル/ 規模の外部経済と生産の国際立地/ グローバル経済の企業:輸出判断、アウトソーシング、多国籍企業)/ 第2部 国際貿易政策(貿易政策のツール/ 貿易政策の政治経済/ 発展途上国の貿易政策/ 貿易政策をめぐる論争)

【著者紹介】
P.R.クルーグマン : ニューヨーク市立大学大学院センター経済学教授。規模の経済に基づく貿易の利益の新しい源に注目した、新貿易理論の創始者。また為替の投機攻撃分析など国際金融理論でも有名。2008年にはノーベル経済学賞受賞。その後も日本のデフレ研究を始め新分野で成果を挙げ続けている

M.オブストフェルド : カリフォルニア大学バークレー校経済学部教授。国際貿易理論と国際マクロ金融の分野では第一人者であり、貿易と金融の双方にまたがる研究者として希有な存在。また2014年にはオバマ大統領の経済諮問チームに加わり、15年には、国際通貨基金(IMF)の主任エコノミストになった

M.J.メリッツ : ハーバード大学経済学部教授。クルーグマンの新貿易理論に続く貿易理論の新展開とされる新々貿易理論の創始者の一人。それまで国レベルでしか議論できなかった貿易を、現実に近い企業レベルで分析可能にした大きな理論的ブレークスルーであり、今まさに急速な発展を遂げている分野の開拓者

山形浩生 : 翻訳家、大手調査会社勤務。東京大学大学院都市工学専攻修士課程修了、マサチューセッツ工科大学不動産センター修士課程修了

守岡桜 : 翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Francis

    5年以上積読。分かりやすく、面白い国際経済学のテキスト。自由貿易はリチャード・リカードウの「比較優位説」あるいは「規模の経済」などの要因により多くの国、国民に利益をもたらすことが分かる。今経済成長著しいインドが輸入代替工業化理論による高関税政策を採用していた頃は経済発展できず、自由貿易を受け入れた後に経済成長が実現したエピソードは自由貿易と保護貿易を比較して考える上で大いに参考になるはず。クルーグマン先生はトランプの相互関税政策を「完全に狂っている!」と言われたがそれは当然のことなのだ。

  • Haruka Fukuhara

    ざっと立ち読みしたところ貿易を詳しく説明してて面白そうだったけど、ソフトカバー上下巻で一冊4000円は高い。売れないのかな、不思議。ちなみにハードカバー一冊本は10000円。丸善。

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