Product Details
ISBN 10 : 4000226363
Content Description
東日本大震災で肉親を、友を亡くした人びとの悲しみに、宗教はどう向き合うのか。死者と生者を取り結ぶ心の通路は、死者の無念と向き合い、その語りを聞き、死者を思ってひたすら哭く「祈り」によって開かれる―。悲しみを通して生の深層に辿り着く、あらゆる宗教の根源を考察する思索的エッセイ。
目次 : 1(神を呼ぼう/ 傷ついたメシアあるいは魂の傷について/ 死から始まる物語―「悲しみの知」へ)/ 2(黒い海の記憶/ 犠牲のシステムについて/ 宗教の力―“絆”再考/ 記憶の森―不幸を記憶するということ)/ 3(外典『マグダラのマリアによる福音書』の衝撃―十字架のないキリスト教/ 「マグダラのマリア」論によせて―山妣論の地平から/ 二一世紀の戦争と平和の宗教的構図―ホロコーストからイスラーモフォビアへ/ 現代社会と宗教―アメリカ型のキリスト教)
【著者紹介】
山形孝夫 : 宮城学院女子大学名誉教授、宗教人類学。1932年生まれ。東北大学文学部卒業、同大学院博士課程修了。宮城学院女子大学教授、学長を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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おおにし
読了日:2013/11/30
ケニオミ
読了日:2014/01/13
hasegawa noboru
読了日:2014/01/03
takao
読了日:2025/03/19
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