Product Details
ISBN 10 : 4396115245
Content Description
一九六〇年代後半、左翼学生運動の高まりのなか、対抗すべく生まれた新右翼。彼らは既成右翼が掲げた「親米反共」「日米安全保障条約堅持」に反発し、「反米反共」を標榜、同条約と北方領土問題をもたらした「ヤルタ・ポツダム体制」の打破をめざした。本書は、新右翼の誕生から現在までを追った闘争史である。文中にはその活動家として、いま脚光を浴びている日本会議の中枢メンバーが多数登場する。言わば、日本会議の源流がここにある。近年、右傾化現象が叫ばれるが、その流れを歴史として知ることができる貴重な記録であり、真の保守とは何かを考えさせる一冊。
目次 : 序 日本会議の源流を探る(日本会議ブームとは何か/ その後の新右翼/ 「僕は負け組、日本会議は勝ち組」/ 在特会(在日特権を許さない市民の会)とネット右翼)/ 第1章 新右翼の誕生(一九六六〜一九六九年)(左翼に占拠されたキャンパス/ 日学同(日本学生同盟)の結成/ 民族派学生の結集/ 三島由紀夫と楯の会/ 激化する内紛)/ 第2章 直接行動(一九七〇〜一九七七年)(三島事件/ 一水会の誕生/ 経団連(経済団体連合会)襲撃事件)/ 第3章 愛国・反権力闘争(一九七八〜一九九〇年)(統一戦線義勇軍の登場/ 逆風のなかで/ 赤報隊事件)/ 終章 維新革命家の死(一九九一〜二〇〇五年)(野村秋介、朝日新聞社で自決/ 見沢知廉と母からの手紙/ 作家よりも活動家として/ 三浦重周の最期)
【著者紹介】
山平重樹 : 作家。1953年、山形県生まれ。法政大学文学部卒業後、右翼・左翼・アウトローをテーマとしたルポルタージュや小説を執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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とくけんちょ
読了日:2020/09/08
いりあ
読了日:2018/03/15
nishiyan
読了日:2018/01/18
半木 糺
読了日:2018/09/03
ナツメッグ☆
読了日:2018/08/30
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