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大学の日本史 1

山川出版社

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784634600317
ISBN 10 : 4634600315
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2016
Japan

Customer Reviews

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • to boy

    旧石器時代から平安時代までを記載。中学高校の暗記するだけで大嫌いだった日本史、倭国、平城京、平安京など点としてしか理解できていなかった古代日本史の流れが凄くわかりやすく書かれていて良かった。中国、朝鮮などとの外交がこれほど活発だったとは驚き。天皇と外戚となることで勢力を伸ばした藤原氏、菅原氏などの様子もなんとなく理解できた。それにしても天皇の家系図は複雑でとても覚えきれない。最後に琉球と蝦夷・アイヌの歴史にも触れていて良い内容だと思いました。

  • coolflat

    29頁。邪馬台国というのは中国の三国のうちの魏王朝と外交関係をもったおおよそ『三十国』からなる連合体の盟主として中国史料に残されている一つの「国」にすぎず、邪馬台国が日本列島における最有力の、まして唯一の権力であったと言い切れるかどうかは慎重に考えるべきである。たとえば、魏に朝貢したのが北部九州の倭国連合で、その頃には畿内に倭王権はすでに成立しており、そちらは呉に朝貢していた可能性がある。しかし『三国志』は魏王朝を正統としている。呉の外交を記録した記事は散逸して、『三国志』には定着しなかった可能性が高い。

  • かわかみ

    大学の日本史というだけあって高校教科書のような網羅的だが平板な記述ではなく深掘りしていて面白い。20の章を三人で分担執筆しているがそれぞれの学者の個性が現れる点も「大学」らしい。興味深かったのは、聖徳太子から天武・持統天皇に至る中央集権国家の樹立を隋という海外の強大な勢力への対応と見ることによって明治維新と重ね合わせて考えることができること。また、国司が受領に変質していく様が詳しく解説されているので、古代国家から中世国家への移り変わりを理解する助けになる。また、倉本一宏氏の邪馬台国論も面白かった。

  • たま

    15〜17章あたりは特に面白かったけど全体的にやっぱ教科書ノリなので途中でちょいちょい眠くなる

  • Mentyu

    歴史学の領域では珍しい、THE教科書という感じの本。高校レベルよりも詳しく日本古代史を掴みたいという人には最適な一冊だと思う。ただ、古代と中世の境界問題みたいな、いわゆる「論点」にはあまり触れていないので、あくまでも歴史を知る目的で読む本だと思った。

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