Product Details
ISBN 10 : 4480068384
Content Description
多くの病気が克服され、がんも正体が暴かれ始めた。とはいえ、いまだに人類最後の敵として、がんは私たちの前に立ちはだかっている。一方、幹細胞研究は近年最も注目され、進歩著しい研究分野だ。iPS細胞はノーベル賞を受賞した。今、両者が出会うことで、がん治療に革命が起きようとしている。その根幹をなすのが「がん幹細胞理論」と呼ばれる新しい考えだ。がん幹細胞とは何か。これからの医学にいったい何が起こるのか。その歴史から最新の研究成果まで、最先端の研究者がわかりやすく解説する。
目次 : 序章 医師出身の日本人研究者にノーベル賞の初栄冠/ 第1章 がんはどこまで解明されているのか/ 第2章 がん研究の近代史/ 第3章 幹細胞とは何か/ 第4章 現代のがん研究/ 第5章 二十世紀末の生命科学革命/ 第6章 がん幹細胞とiPS細胞/ 第7章 再生医療とがん治療の未来/ 終章 祭りの後の虚しい騒動
【著者紹介】
山崎裕人 : 1965年京都生まれ。研究医・文筆家(矢間景太郎の筆名で小説も執筆。第14回湯河原文学賞受賞)。京都府立医科大学医学部卒。東京大学医学部産婦人科を経て、東京大学医学部解剖学大学院で学位取得(医学博士)。米国スタンフォード大学およびハーバード大学医学部で、博士研究員として分子細胞生物学・発生生物学の研究に従事。帰国後は東京大学医科学研究所で、がんと幹細胞の研究および大学院教育を担う。現在は文筆活動だけでなく、順天堂大学医学部・免疫病/がん先端治療学講座研究員として、引き続き研究にも従事している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
Customer Reviews
Book Meter Reviews
こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。
powered by
fseigojp
読了日:2015/08/25
武夫原
読了日:2016/09/12
ごんちゃん
読了日:2015/09/18
m-freak
読了日:2016/03/13
乱読家 護る会支持!
読了日:2016/02/08
(外部サイト)に移動します
Recommend Items
Feedback
Missing or incorrect information?
Product information of this page .

