Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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• 名古屋ケムンパス

  読了日：2024/03/27

  最愛のご子息に宛てた手紙が、本書の誕生の切っ掛けとなりました。余命わずかとの自覚があったとは言え、母校の東大入学を勝ち取ったわが子への感謝と誇りの気持ちが素直に吐露されて清々しいほどです。転職を繰り返し、証券会社で職を得ても、「投資信託の99％はクズだ」と発言する経済評論家魂は称賛に値します。令和6年1月1日に本書は遺書となってしまったことは残念でなりませんが、若い世代へのエールとして輝きを放つメッセージであることに疑いありません。

• 十川×三（とがわばつぞう）

  読了日：2024/03/13

  良書。2.5h集中読了。著者は2024年元日永眠。▼余命宣告を受けた状態での執筆なので、どこに何の忖度もないだろう。内容は過去の著作と全くブレていなかった。過去の著作も本音で語っていた事の証左。▼東大入学の優秀な息子さんに向けた、最期の本当の手紙が温かくていい。実は娘さんもいるらしい。本書には全く登場しないので驚いた。

• mukimi

  読了日：2025/06/19

  癌で余命の限られた経済評論家が18歳の息子へ遺した手紙。その切迫感と親心から端的で無駄がない。労働者としても親としても癌診療医としても響いた。資本主義経済はリスクを取る人が取らない人から吸い上げるように出来ておりそこに株式が介在する、に始まる具体的アドバイスに背中を押され、読後実際に投資始めてみた。また幸福はほぼ100%自己承認感で決まる、特に仲間内の評価は強すぎる効果を持つ（成績を上げるための詐欺や逆行するとイジメなど）、という言及のおかげで、これまでの職場で感じた違和感がやっとクリアに見えてきた。

• yasunon

  読了日：2025/03/23

  抜粋：P.86 世の中は、リスクを取りたくない人が、リスクを取ってもいいと思う人に利益を提供するようにできている。 所感：経済評論家の山崎元さんが大学に合格した息子さんに送った手紙を元に書かれた本書。生き方についての指南がシンプルにまとめられており、子どもに伝える際には参考にしたい。投資については、余剰資金でただただオルカンを買い増す。資金が必要になったら必要な分だけ取り崩す。以上。アクティブファンドはほとんどダメだと切り捨てる。巻末にある、息子さんへの愛情が溢れている手紙部分には心を打たれた。

• キタ

  読了日：2024/06/21

  Audible にて。好きな山崎さんの最後の書籍。自分の息子にも読んでもらいたい。

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