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ISBN 10 : 4480071644
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二〇一八年三月、安倍晋三総裁率いる自民党は「九条二項を維持した上での自衛隊明記」という改憲案を発表した。戦後初の改憲発議が目前であるのに、中身はあまりにも短絡的でお粗末な構想と言わざるをえない。民意をないがしろに横暴を続ける政権への対案として、国民の意思で真に権力を縛るための憲法改正、二〇一五年安保法制時に議論された立憲主義を取り戻す「立憲的改憲」を今リベラルの側から提起し、気鋭の論客とともに自衛権、安全保障、統治機構、違憲審査、改憲そのものの作法など多方面から吟味する。
目次 : 序章 「立憲的改憲」とは/ 第1章 自民党改憲案の急所(阪田雅裕×山尾志桜里)/ 第2章 その改憲に理念はあるのか(井上武史×山尾志桜里)/ 第3章 「歴史の番人」としての憲法(中島岳志×山尾志桜里)/ 第4章 日本に“主権”はあるか?―九条と安全保障(伊勢崎賢治×山尾志桜里)/ 第5章 求められる統治構造改革2・0(曽我部真裕×山尾志桜里)/ 第6章 国民を信じ、憲法の力を信じる(井上達夫×山尾志桜里)/ 第7章 真の立憲主義と憲法改正の核心(駒村圭吾×山尾志桜里)
【著者紹介】
山尾志桜里 : 1974年生まれ。衆議院議員。東京大学法学部卒業後、司法試験に合格、東京地検、千葉地検、名古屋地検岡崎支部にて検察官として任官。2007年に退官後、当時の民主党にて政治活動に入る。2009年、2014年、2017年の衆議院議員総選挙にて当選(愛知七区)。現在は立憲民主党に所属、三期目を務める。党憲法審査会事務局長、衆議院憲法審査会委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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takeapple
読了日:2022/01/30
makio37
読了日:2018/09/01
さんこん
読了日:2018/11/12
pb_lack
読了日:2019/05/21
HISASHI NAKADANI
読了日:2019/02/26
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