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2004年のプロ野球 球界再編20年目の真実

山室寛之

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784103527329
ISBN 10 : 4103527323
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

―そのとき、堤義明がまるで哀訴するように語り出した。「来季パが5球団になると奇数球団で戦い続けることはどう考えても無理になります。西武を含む残る4球団で話を続けてきた。今は、あと1組の合併をひと月以内に実現できると思っている。勝手なことだが4球団を一緒にしてセに加わりたい。お願いします」球界の最深部で何があったのか。報じられることのなかった言動まで活写する驚愕のノンフィクション。

目次 : はじめに 「史上最大の危機」に残された謎を追う/ 第1章 スターたちの渡米と沈みゆく巨艦ダイエー/ 第2章 近鉄にも迫る経営危機/ 第3章 「近鉄いただきます」/ 第4章 もう1組合併進行中/ 第5章 巨人がパ・リーグに?/ 第6章 「新規参入」20年目の新事実/ 第7章 ソフトバンク電撃参入の舞台裏/ おわりに ロッテの千葉移転秘史

【著者紹介】
山室寛之 : 野球史家、日本エッセイスト・クラブ会員。1941年北京生まれ。64年九州大学文学部卒、読売新聞社入社。広報部長、社会部長、西部本社編集局長を経て、98年6月東京読売巨人軍代表、2001年読売新聞社総務局長、03年読売ゴルフ社長を歴任。社会部記者時代は警視庁クラブで「プロ野球黒い霧事件」、「富士銀行不正融資事件」などを取材。警視庁キャップ時は「三浦和義事件」、「グリコ・森永事件」、社会部次長時に「リクルート事件」担当デスク、社会部長時は「オウム真理教事件」、「阪神、・淡路大震災」などへの取材対応を指揮した。巨人軍代表として2000年の「ON決戦(ダイエーホークスと巨人による日本シリーズ)」を体験(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • バーニング

    2004年の、と題打ってあるが2004年についての記述は後半部分であり、むしろその前史に力を入れた一冊。イチローと新庄のメジャーでの成功が松井など後続のアメリカ行きをアシストしたがサッカーW杯などで盛り上がりを見せたサッカーと比べると野球人気の低下がたしかに目立っていた時期で、この時の球界の危機感がひたひたと伝わる一冊だった。今のプロ野球の盛況を思うと、あの時代にリーグ縮小を結果的に回避できたのは奇跡的だったのかもしれない。

  • ゾロりん

    前半、詳しく時系列に沿って書かれているけど、やや冗長だったような。6章から読めばいいまである。なるほどと思ったところはあるけどそこまで驚かなかったのは、そもそもそんなに知識が足りなかったからかな。

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