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ISBN 10 : 4537222972
Content Description
「善人なおもって往生を遂ぐ。いわんや悪人をや」――親鸞の死後に弟子の唯円が師の言葉をまとめた「歎異抄」。仏教書の中でも、現代に必要とされる「安心」と(仏教な)「他力本願」の奥義がわりやすく、生きる力や癒やしにつながると根強い人気があります。
700年以上前に親鸞が説いた、この今を生き抜くための名言には、「生きることはどういうことなのか」「人間死ぬとどうなるか」「悪人こそが救われる」などという内容の言葉が書き起こされていますが、それには逆接的な意味合いを込めた、「明日を生きる力がわいてくる珠玉の名言」なのです。
日常生活に大いに役立つ歎異抄の世界。語り継がれる親鸞聖人の言葉は、現代社会に大きな影響を与えているといってもいいでしょう。
本書は歎異抄の世界をひもとき、親鸞聖人の考え方をどのように応用すれば、厳しい現代社会を生き抜くことができるかを、図やイラストをふんだんに使い、わかりやすく解説した一冊です。
【著者紹介】
山口謠司 : 平成国際大学学術顧問。板橋区教育委員、大東文化大学名誉教授。中国山東大学客員教授。博士(中国学)。1963(昭和38)年、長崎県佐世保市に生まれる。長崎県立佐世保北高等学校、大東文化大学文学部卒業後、同大学院、フランス国立高等研究院人文科学研究所大学院に学ぶ。ケンブリッジ大学東洋学部共同研究員などを経て、現職。専門は、文献学、書誌学、日本語史など。また、ラジオパーソナリティ、イラストレーター、書家としても活動。主な箸箸に『日本語を作った男 上田万年とその時代(集英社インターナショナル、第29回和辻哲郎文化賞受賞)など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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