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ISBN 10 : 4023318744
Content Description
大作家先生は不快になったとき、どんな言葉を使うのか?時に本能むき出しに、時にひねりを利かせて。相手を愚痴りたおして黙らせる!決め台詞の極意。
目次 : 第1章 「馬鹿」「田舎者」(「オタンチン、パレオロガス」―夏目漱石が、奥さんを/ 「馬鹿!」―夏目漱石が小栗風葉に ほか)/ 第2章 文豪の嘆きとぼやき(「創造力というものが無いんだね」―徳田秋声が武林無想庵に/ 「菊池は性質野卑奸〓」―永井荷風が菊池寛に ほか)/ 第3章 喧嘩もほどほどに(「芥川がえらく、しょげかえっていた」―佐藤春夫の批評に芥川龍之介が/ 「青鯖が空に浮んだような顔をしやがって」―中原中也から太宰治・「蛞蝓みたいにてらてらした奴で、とてもつきあえた代物ではない」―太宰治から中原中也 ほか)/ 第4章 その「皮肉」も効いていますね(「この人一人は、日本の男が、巨大な乳房と巨大な尻を持った白人の女に敗れた、という喜ばしい官能的構図を以て」―三島由紀夫が谷崎潤一郎に/ 「まるで子供同志が話しているようであった」―菊池寛が横光利一に ほか)
【著者紹介】
山口謠司 : 1963年、長崎県に生まれる。大東文化大学文学部教授。博士(中国学)。大東文化大学大学院に学ぶ。1989年よりイギリス、ケンブリッジ大学東洋学部に本部をおいて行った『欧州所在日本古典籍総目録』編纂の調査のために渡英。以後、10年におよびスウェーデン、デンマーク、ドイツ、ベルギー、イタリア、フランスの各国図書館に所蔵される日本の古典籍の調査を行う。その間、フランス国立社会科学高等研究院大学院博士課程に在学し、中国唐代漢字音韻の研究を行い、敦煌出土の文献などをフランス国立国会図書館で調査する。著書には『日本語を作った男』(集英社インターナショナル、第29回和辻哲郎文化賞受賞)など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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trazom
読了日:2020/07/10
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読了日:2020/12/24
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