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ISBN 10 : 4799317687
Content Description
日本を代表する文豪・夏目漱石。
明治という日本の夜明けとともに、時代の精神を文学へ昇華させていった近代百年最大の国民的作家は、じつをいうと、損をしようが曲がったことが大嫌い、皮肉屋でありながら情にあつく、うるさい世間はご免蒙(めんこうむ)るがほっておかれるとさびしい、胃炎は怖くて仕方がないのに甘味はついつい盗み食い……という、人間味まるだしの人なのであった。
その49年(作家生活はわずか10年!)の生涯に残した「作品」「手紙」「俳句・漢詩」などの名言・迷言からは、愛すべき我らが隣人の姿が浮かび上がってくる。明治は遠い日々ではない。ふり向けば、私たちのすぐそこに漱石の「こゝろ」は息づいている。
【著者紹介】
山口謠司 : 大東文化大学文学部准教授。博士(中国学)。1963(昭和38)年長崎県生まれ。フランス国立高等研究院大学院に学ぶ。英国・ケンブリッジ大学東洋学部共同研究員を経て、現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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黒うさ
読了日:2016/03/16
もだんたいむす
読了日:2017/03/20
もりおか
読了日:2016/01/29
ISHIDA
読了日:2017/10/13
菊田和弘
読了日:2016/01/25
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