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自分のために料理を作る 自炊からはじまる「ケア」の話

山口祐加

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784794973788
ISBN 10 : 4794973780
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

著者のもとに寄せられた「自分のために料理が作れない」人々の声。「誰かのためにだったら料理をつくれるけど、自分のためとなると面倒で、適当になってしまう」。そんな「自分のために料理ができない」と感じている世帯も年齢もばらばらな六名の参加者を、著者が三ヵ月間「自炊コーチ」!その後、精神科医の星野概念さんと共に、気持ちの変化や発見などについてインタビューすることで、「何が起こっているのか」が明らかになる―。「自分で料理して食べる」ことの実践法と、その「効用」を伝える、自炊をしながら健やかに暮らしたい人を応援する一冊。

目次 : 1 料理の問題たち(料理についてこんがらがってしまっていること/ 自分のために料理するのって難しい?)/ 2 実践!自分のために料理を作る(土門さん第1回(30代・女性・執筆業)/ 藤井さん第1回(30代・男性・会社員)/ 横山さん第1回(30代・女性・会社員)/ 対話の時間を味わいたい(星野概念)/ 土門さん第2回(30代・女性・執筆業) ほか)/ 3 自分のために料理を作る7つのヒント(六名の参加者に三ヵ月間レッスンをしてみて/ 自分のために料理を作る七つのヒント)/ おまけ 本書で紹介したレシピ

【著者紹介】
山口祐加 : 自炊料理家。1992年、東京生まれ。7歳から料理に親しみ、料理の楽しさを広げるために料理初心者に向けた料理教室「自炊レッスン」や小学生向けの「オンライン子ども自炊レッスン」、レシピ製作、書籍執筆、音声メディアVoicyにて「山口祐加の旅と暮らしとごはん」を放送するなど幅広く活動を行う

星野概念 : 1978年生まれ。精神科医など。医師としての仕事のかたわら、執筆や音楽活動を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 藤月はな(灯れ松明の火)

    身近に思っている事を言葉にした題名が目に留まった。一人暮らしをするまで、食事に思い入れは然程なかった。それはいつ怒鳴り散らされるか、分からなかった家族との食事が苦痛だったから。それに気づかせてくれたのは一人暮らしで自炊をするようになってからだった。同時に料理は、私の打たれ過ぎて地にめり込んでいた自尊心を育むきっかけとなった。自分が食べたかったものが美味しく、作れるようになった時やお鍋から南瓜の煮物が煮えている時の音を聞き、匂いを嗅ぐ時程、幸福な事はない。だから私は今も「孤食、万歳!」派。

  • きりん★

    何かで見て読んでみたくなった本。自分用に辛くないカレーを作るようになり、自分の為に料理をする事がどんどん増えてきたんですが、それでも義務感としての料理が多いので、もっとハードルを下げてノルマの様に作るのをやめようと思えました☺️

  • 青木 蓮友

    自分が常日頃考えているのと同じことを言っている人との出会い、これ山口さんで初めて体験しました。感激です。自分ひとりでジャストなものを美味しく楽しく食べられます。だってこの身体も借りものというか、身体即有限ですしね。自分は自分しかいませんから。わたしは「夫婦で食べる料理をうっかり夫が残業でひとりで先に食べる」のが大好きで、無音で瞑目して味わうのが至福の極み。わたしは料理は37歳からのスタートでした。なので基本レシピ首っ引きですが苦にならないので問題なし、専業主婦がこんなに向いてるなんて本当にラッキーでした。

  • joyjoy

    「ひとりの食」について考えるうえでヒントになる言葉がたくさんあった。料理に関する「ねばならない」を手放す、料理をする意味は「そのプロセスを感じること」にある、心地よく料理することが自尊心のケアに…、おいしさの九割は安心感でできている、などなど。 いろいろなことが他人軸になりがちな今、自炊をとおして、誰かの評価に重心を置かずとも、自分で自分を幸せにできる「ひとりの食」の可能性にわくわく。食について語りあう機会がもっとふえるといいな。レシピの余白の話にも共感。文字で表すか、直接言葉で伝えるか…悩むよね。

  • くさてる

    自分のために料理が出来ない人を対象に、自炊料理家が開いたレッスンを中心にした「自炊」と「ケア」の本。レッスン部分は実践的で面白く読み応えもあったのだけど、途中で、スマホやジャンクフード、ビールの扱いにちょっと……と思ってしまいましたごめんなさい。料理のプレッシャーからの解放を工夫して呼びかけているのは分かりますが「自炊の料理」が特別で大事なものであるという前提は揺るぎないんだなーと思った。内容的に「ダメ女たちの人生を変えた奇跡の料理教室」を思い出しましたが、私はあっちの方が、楽でした。

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